今までの皆の書き込みを見て妄想してみた

羽田空港から能登半島地震災害物資空輸のため新潟空港へ向かうJA722Aは、年始で混雑していた誘導路で数十分、待たされていた
そんななか、海保の指令部からJA722Aに対し新潟への空輸飛行後の新たな作戦について指令無線が入る

(JA722Aの通信士):機長、指令部から空輸飛行後の新たな作戦指令が部内無線で入っています。津波で行方不明になった人の捜索です。今、回線を繋ぎます
(JA722Aの機長):分かった。繋いでくれ。副操縦士、ATCの無線を頼む
(JA722Aの副操縦士):分かりました。やっておきます。
そのようなやりとりの後、管制官との交信を副操縦士に託して、機長は指令部と空輸後の作戦について命令を受ける。

(その間にグランドの管制官とJA722Aとの交信が続く)
GND: JA722A, TOKYO GROUND HOLD SHORT CHARLIE
GND: JA722A CONTINUE CHARLIE 5
GND: JA722A CONTACT TOWER 124.35

(東京タワーと交信開始)
JA722A:TOWER JA722A C.
TWR:JA722A Tokyo TOWER good evening, No.1, taxi to holding point C5.
JA722A:Taxi to holding point C5 JA722A No.1, Thank you.​

(ここまでは管制塔との通信は副操縦士のみが担当。他の乗員は指令部から機長に対する命令・部内通信に注意が向いていた)
(数分後、機長への指示が終わり、機長の通信回線がATC無線に切り替わる。)

機長:待たせた。そろそろ離陸か?
副操縦士:(思い出し中。えーっと、さっき、管制塔は離陸許可と言ってったけ?)
副操縦士:はい!「Cleared For Takeoff Runway34 Right」とTWRから来ました。
機長:そうか、よし、いくぞ

滑走路32Rに進入するJA722A。右側を見て最終進入コースをチェックする副操縦士
副操縦士:(何機かファイナルにいるけど、夕方の羽田はいつもこんなもの)
副操縦士:ファイナル・クリア
機長:ランウェイ・クリア

滑走路の中心線に入るJA722A
停止してから離陸前点検を始めるコクピットクルー

副操縦士:Before Takeoff Check
副操縦士:PARKING BRAKE
機長:SET
(以後10項目くらいあるチェック項目のチェックをするクルー)
約30秒後、チェックを終え離陸のためスラストレバーに手をかけたときに。