【長崎】航空機エンジン工場 量産体制に
4/22(金) 19:26配信
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長崎国際テレビ
おととし10月、三菱重工業長崎造船所内に建設された航空機エンジンの部品製造工場が、全ラインで稼働し量産体制に入った。

おととし10月に完成した三菱重工業長崎造船所内の「MHIAEL長崎工場」。航空機エンジンのW心臓部Wとされる「燃焼器」が製造されている。3月、海外メーカーの認証を得られたことから、量産体制に入ったという。22日、初めて報道陣に向け量産体制に入った工場内部が公開された。生産ラインには人工知能AI技術を駆使した工作ロボットを設置。ロボットが生産過程を分析することで、不適合製品を極力減らし、生産性を高めることに繋がっている。コロナ禍で苦境が続く航空業界。ただ、長崎工場でつくられている短中距離用の旅客機のエンジンは、世界的に需要が高く、今後10年間で2.5倍に増加する見通し。再来年には第2期棟も完成予定で、生産体制は現在の約2倍に増強されるということだ。従業員は現在約100人だが、今後拡張に向け150人程度に増員する予定。&