>>654
税を賦課徴するのは国家(自治体)の根本的権能だが、その権能を行使するには道理条理としての制約があるとするのが”租税原則”てやつだ
租税原則は法制よりも上位に立つというのが古代ローマ法からの人間の知恵で、税は法令の前に租税原則で行為しなければならない
ちょうど、”正しく生きよ”なんてことは法律には書いてないが、人は正しく生きねばならない、ていうようなことと同じだ

で、その租税原則の一つに「徴収費用最小の原則」というのがある
それに照らして「可」とされるものだ

税務大学校に行くと一年目の最初のころに教えられる「租税原則」の中に事例として出てくるよ