>>684
昔、『一馬』という競馬新聞の依頼で、競走馬の血統のデータベースを
作ったことがあったが、基本的に「強い馬の子供は強い」という
相関がある。ただ、サラブレッドというのは遡ると四頭くらいの
馬になっちゃうので、アラブ馬とかけ戻したりもしているらしい。
ただ、競馬というのは「人間の思惑」というのがあるので、
たとえば「枠連で同枠だと穴が出る」という話がある。
だから、「5-5」とかでオッズが低いときに拾っておくと
プラスになったりする(つーても電車賃も出ない程度の儲けだが)。
そんなわけで、メインレースは外しまくりだが、「馬券を
買う奴が何に期待しているのか」と、「実際にどの馬が勝つのか」
という間隙を衝く、という意味では、競馬とか相場とかで
利益は出るかもしれない。
だけど、種銭(たねせん)は要るわ面白くないわで、けっきょく
相場を安定させることにしか貢献していない。
> 先日友人に「競馬の予想のプログラム作ってくれよー」
> と言われたんですけど、
友人には、「まず地道に種銭を稼げ」「公営のギャンブルやパチンコで
稼ぐのは無理筋だ。『どこに張るか』という目を養え」と
助言してあげよう。ディーラー(胴元)を潰せるのは、
「ラス・ベガスで自閉症者がブラックジャックをするとき」だけだ
(読み筋は、映画『レインマン』)。