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配給 甲種 団体 臨時 回送 試運転ダイヤpart103 [無断転載禁止]©2ch.net

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0145名無しでGO!
垢版 |
2017/03/09(木) 20:45:18.43ID:+bv3ivWu0
★死者に捧げる水牛 親族で囲む絆
[インドネシア]大きな角を生やした水牛が数百頭、水浴びしている。隙間を、水牛を売り買いする人々が行き交う。インドネシア・スラウェシ島中部の山岳部、トラジャ地方。中心部都市ランテパオにあるサッカー場ほどの野外市場は昨年12月の
朝、ごったがえしていた。「ボンガ(白黒のまだら模様に青い目)だよ」「角が丸く弧を描いているよ」買い手たちを立ち止まらせている売り文句は、水牛の重量や肉質ではない。角の形や肌の模様、目の色、背中の形など、外見だ。近郊のタル
ンリップ村で息子夫婦と一緒に細々と稲作をしているマーサ・サンペさん(72)がこの日、3500万アルピ(約30万円)の大金で買うと決めた1頭も、決め手は背中に6個あるこぶ状の肉の隆起。「トラジャの山並みのようでしょう。天まで上っていけ
る」トラジャの人は、水牛が死者を、先祖がいる「プーヤ」と呼ばれる「あの世」へ乗せて行ってくれると信じ、葬儀でいけにえにして食べる。そのため、この市場が週2回開かれるのだ。左右で非対称に曲がった角、白い額、白黒のまだら模様、
こぶ状の隆起がある背中ー。死者を「あの世」へ運ぶには、様々な外見上の基準があるという。推定100歳という地元の長老ポン・バンネさんは「神はまず人間を作り、地上に送った。その次に作ったのが水牛。もっとも大事な動物なのだ」と話し
た。オランダによる植民地化の過程でキリスト教徒が多数派になった。だが、国内外に110万人いるトラジャ出身者の大半は、こうした世界観を持つ伝統宗教「アルクトドロ」(祖先の教え)を信奉している。マーサさんが水牛を買ったのは、母ス
ーザン・サンバリさんのためだ。「ただいま、お母さん。すばらしい水牛が手に入りました。葬儀の日まで、水牛を守ってね」帰宅したマーサさんは、2階の部屋に置かれた棺のなかの、スーザンさんの遺体にそう声をかけた。スーザンさんは約60年
前に夫を亡くし、女手一つで農業を営み、男女4人の子を育てた。20人の孫を支えた末、自宅で静かに息を引き取った。正確な年齢は不明だが、100歳を超していたとマーサさんは言う。「うちは貧乏でね。子供のころ、母が『一生懸命働いてもあなた
0146名無しでGO!
垢版 |
2017/03/09(木) 20:46:31.64ID:+bv3ivWu0
たち4人が食べるものがない』と泣くことが何度かありました。『我慢する』と言って、私も泣いたものです」実はスーザンさんが亡くなったのは2015年12月22日。1年間も遺体がホルマリン漬けで保存されているのだ。最大の理由は葬儀代が足りないから。

◆経済成長で農家減 価格高騰
水牛の飼育農家らによると、プドゥクと呼ばれる一般的な黒毛水牛1頭の価格は、20年前なら平均200万アルピ(1万7千円)だったが、今は2千万アルピ(17万円)。ボンガは1億5千万アルピ(130万円)は下らず、10億アルピ(870万円)を超す
ものもある。高騰の要因は、インドネシアや周辺国の経済成長。トラジャ地方の最低賃金は月額255万アルピ(1万9千円)で、ジャカルタの3分の2ほど。産業の少ないトラジャを捨てて別の土地へ出稼ぎに出る住民が増えた一方、地元に残って水牛を
飼う農家は減った。出稼ぎで裕福になった人々は多くの水牛をいけにえにする派手な葬儀を好むため、供給が追いつかないのだ。そのため、ほとんどのトラジャの葬儀は、死後数カ月してから開かれる。葬儀が終わるまで、死者は「トマクラ(病
人)」と現地用語で呼ばれ、役所に死亡届が出されないことが多い。「母のおかげで、親族の多くは出稼ぎなどでいい職を得た。だから、立派な葬儀にしてあげたいの」葬儀は1月に開かれる。それまでに24頭の水牛を親族一同で用意するという。
12月の同じころ、ランテパオから北へ数キロのティカラ村では、ヤシの木から落ちて7月に亡くなった農業ルーカス・リリさんの葬儀が開かれていた。トラジャ独特の家屋「トンコナン」が立ち並ぶ会場に、市場で購入した7頭の水牛が連れて来られた。
1頭ずつナタで首を切ると、国内外から集まった約200人の参列者が歓声をあげる。続いて老若男女問わず、水牛の解体と調理に取りかかった。「葬儀は親族が必ず顔を出さなきゃいけないのがトラジャの決まり。貴重な水牛を近所の人とともに分け合い
、葬儀のために働き、絆を深めてきたのです」。マレーシアの出稼ぎ先から帰国した、息子サレンパンさん(26)はそう話した。若い男性らが赤い布で覆われた棺をかつぎ、山上の墓地へと勢いよく進みだした。妻トゥトゥさん(50)は門の先で
0147名無しでGO!
垢版 |
2017/03/09(木) 20:47:07.38ID:+bv3ivWu0
見送った。「最初は悲しくて毎日泣き叫んだ。数カ月かけて夫のいたいとすごし、今は理解できます。夫は水牛に乗って幸せにプーヤへ行き、私たちを見守るだろうと」用意した水牛7頭のうち、2頭は殺さなかった。一族の子らの教育資金として役
だってもらうため、再び市場で売るという。(ランテパオ=古谷祐伸)

★中国空母、南シナ海で訓練・現地報道 艦載機が発着
中国海軍の空母「遼寧」が1日から東シナ海で海軍の主力戦闘機「残15」の発着艦訓練などを始めた。中国中央テレビや共産党機関紙・人民日報などが伝えた。遼寧が東シナ海で訓練するのが確認されたのは、2013年以来。同海域での本格的な
艦載機の発着艦訓練は初めてとみられる。東シナ海での将来的な空母展開を念頭に、実戦能力の向上を図っている模様だ。ベトナム、フィリピンなどと島や岩礁の領有権を巡る係争が続く南シナ海で遼寧の訓練を行うことで、中国が主張する領土主権
を守るために制海権や制空権を握ろうとする姿勢を示し、「航行の自由」作戦で対抗してきた米軍を牽制する狙いもありそうだ。中央テレビによると、遼寧はミサイル駆逐艦など数隻を伴って南シナ海に出航。艦載機が遼寧の甲板で発着艦する映像を1日
から繰り返している。遼寧の副艦長は同テレビの取材に「今年は訓練の内容と海空域を広げ、空母の戦闘力の建設を推進する」と語った。人民日報は「多数の艦載機の訓練が順調に行われ、空母艦隊の戦闘力の形成に重要な経験を積んでいる」と伝えた。
遼寧は母港の青島を先月20日に出港後、黄海や東シナ海などで訓練を続け、同25日に宮古海峡を通過して初めて太平洋に抜けた。その後、台湾の南のバシー海峡から南シナ海に入り、同27日ごろに中国・
海南島三亜の軍港に到着したとみられる。(北京=西村大輔)
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