>>284
おっしゃる通り。

特急料金は速達性の対価との名目で認可されているので、遅延払戻し条件も含めて認可の審査対象となります。

ですから、同じ速達性を享受している指定席が有料で自由席が無料はあり得ません。

仮にそのような認可申請を行っても、鉄道事業法第16条及び23条を根拠に現行の認可料金との比較衡量から指定席利用者には精々指定席と自由席の差額分の500円程度の料金しか課せられないのが定説です。

前出のとおり、一例として東海道新幹線を見ても、運賃+特急料金をもって黒字経営が成り立っている訳で、運賃収入のみでは赤字路線です。

さらに新幹線と在来線のインフラ経費を比較すれば、車両購入費や電気代は2倍以上、レール寿命は半分以下など多額の維持費が掛かります。

特急料金を無料にしても、新幹線の経営が維持できるなら、在来線の運賃はもっと値下げ出来て当然だとの批判は当然有り得ます。