0001名無しでGO!
2021/03/30(火) 22:48:49.28ID:mF2TWBsX02人にJR東海が請求した振り替え輸送費など約720万円全額の支払いを命じた。
■家族はできる限りのことをしたのに
家族は外出を繰り返す良雄さんの気持ちを尊重し、行方不明までにはならないよう、できる限りのことをしてきた。
隆一さんはほぼ毎週末、横浜市から新幹線で実家に帰り、良雄さんが満足できるまで散歩に付き添った。
隆一さんの妻は介護のため単身で大府市に住み、外出する良雄さんの後に付いて見守った。
母は当時85歳で要介護1だったが、玄関の出入りを知らせるチャイムを枕元に置き、深夜でも注意を払った。
隆一さんは、良雄さんが自室の机から長年愛用する文具を手に取り、初めて見たような表情をするのを見た。
「自宅での記憶が薄れ、落ち着かないから『家に帰ります』と外に向かおうとする」。父の苦悩に寄り添おうとした。
■JR東海は「甘え」と非難、時代遅れの司法
しかし、そんな家族の懸命な努力が司法の場で否定された。一審でJR東海側は、良雄さんの衣服に名前と連絡先を縫い付けていたことを挙げ、
「行方不明時に第三者の好意に期待するのは単なる甘え」と非難までした。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/528185