栗原氏から書き込みだが、
>>358
>私が本当に「星の王子」と呼ばれて腹を立てたならば、初版から書き直させるに決まってるではありませんか!
>なにしろ当時の宮脇さんは作家としては駆け出しで、切符も自腹で買わせるほど新潮社の方が立場が上だったのですから。

ところが『最長片道切符の旅』の原稿が出来上がったら、宮脇クンと新潮社の立場が逆転したのだ。
つまり新潮社編集部は、「これは『時刻表2万キロ』に匹敵する名作だ」と、宮脇クンの才能を高く評価し、
宮脇クンのことは新潮社の契約作家として、丁重に対応しなければいけないとなった。
当時はそんな状況だったから、まだ若手編集者だった栗原氏は「星の王子」が気に入らないからと、
書き直せなんて、とても言えなかっただろうとコメントしておく。