>>963
沸点が低いのもあるけど
乗り物氏は小樽市民だとのことなので
小樽も夕張と街の基本的な構図が同じ…ということに潜在的に気付いているのかもね
小樽も戦前の海運(千島や南樺太を含んだ北洋エリア)の拠点という過去の遺産にすがるしかない…という意味では夕張と極めて近いし
発展する可能性がほぼ皆無という部分も同じ
夕張よりも遥かに条件が良いはずの小樽がなぜ夕張と同じような明確な衰退の推移から抜け出せない形になったのか?という話なんだけど
地域構造論というヤツから紐解いた場合
「観光に力を入れたから」なんだよね
観光というのは一定の収益や雇用を見込める代わりに
「一定以上の収益や雇用は期待出来ない」という根本的な欠点を抱えているから
町村レベルの主要産業にはなり得ても
市レベルだと観光に明確に依存した時点で負けというか衰退決定みたいなモンなんだけど
それを認めたら小樽も夕張と同じ道を辿らないと生き残れないことも認めざるを得ないから
「夕張は他にやりようがあったはず」というあり得ない未來を想定するしかないのかもね