>>613
いやだから混乱の発端は、そのあなたなりの定義を最初に説明していなかったことでしょ
「下手な絵を作為的に描くことは簡単ではない」とだけいったでしょ?
だから「下手な絵」で思い描く概念が君と彼で違ってしまったんだよ

あなたはそのことに気付き、あとからそれはこういう意味なんだよと定義の説明を付け加えた
だけど彼はその定義そのものにも納得しなかった
というのも、そもそも彼には「味のある絵」という概念がないからだ
彼の中では、「味のある絵」と「ただの下手な絵」という区別がないんだよ

だから彼は「どんな下手な絵でも簡単に描ける」と主張することになるんだよ
本来のテーマである「描けるか描けないか」において100%の対立が生まれるのは、それぞれもっている概念(定義)が相違しているからだ
結論の違いよりもその結論の相違がなぜ生まれるのか原因を明らかにすることのほうが大事てこと

双方のもつ「下手な絵」の概念(定義)の相違
それが原因なのではないだろうか?

「『奥深くまずい味』なんてものはない、まずいのものはただまずいだけだ
おいしいかおいしくないかそれだけだ」
それが彼の主張
だとしたら、「奥深くまずいハンバーガーは誰でもつくれるか」なんて問いそのものが無意味になる
この世に概念として存在しえないハンバーガーをつくれるはずないのだからね

このまま続けても議論は平行線になるだけだ
あなたが提示する定義なるものを彼が拒みつづける限りはね
どうしても彼を翻意させたいの?
あなたと彼で考えを一致させることに、そんなに意味や価値があることなのかな?
わたしにはそうは思えない