JTOU進行は、使うコード少ないけど、長調と短調せわしく行き来するような
進行だから、普通はコードたくさん使った曲じゃないと「メロディーが良い、上質
複雑、精緻」とか感じ取らない日本人でも「いいメロディーだ!」って思うんだよ
それでいて「洋楽っぽいグルーヴィーな曲こそ上質!」みたいな価値観の人にもア
ピールするという一石二鳥感 かつ、そういう進行だから、モラトリアム人間的な
処世態度とか、きままな流浪、旅人的人生とか、優柔不断なラブソングとか、夜の
街の徘徊とか、なんかそういうすかした人生観の歌詞にマッチするのです。