ちなみに生の欲望という本も必読だと思う。
終盤に、森田博士の最期の場面が綴られており、そこでは読むたびに涙した。
身内以外の人が亡くなったことに対し、これまで、これほどまで悲しい気持ちになったことはなかった。

そこで死が差し迫った時に森田先生がおっしゃられた言葉が非常に印象に残った。

僕はね、この世におぎゃあと泣いて生まれてきたけれど、死ぬときもわんわん泣くよ。

まさに、その最後の最後まで、神経質者たちへのお手本を示し亡くなられた。

無論俺も最後は泣きわめいて死ぬだろう。
生への執着を最後まで発揮して、、、。