機動戦士ガンダムの生みの親でもある漫画家でアニメーターの安彦良和氏が、自らの半生を振り返る「原点」を出版

約40年、携わったガンダムには戦争を直接描いたTVアニメはガンダムが初めて。
幸い、ガンダムのいくつかのエピソードが反戦的な色合いのものだったので、ガンダムの主張は戦争に対して否定的なものだと了解されている。

現在は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を制作中

弘前大学時代には学生運動にも参加。 世界における日本の立ち位置にも大きな危機感を覚えている。「非常に大きな曲がり角にきている気がします。日本は極東と言われるように東の端にあって、非常にマイナーなポジションだし、
中心で輝こうとしては駄目。端っこにいると本当にいろいろよく見える。日本はそういう意味でいいポジションにいる。
アメリカと仲良くするとそっちに巻き込まれてしまう。そうすると中立的な物の見方ができなくなる。
法律作ってテロを防止しようというが、誰からも恨まれないように、狙われなければいいんです。日本はそうなれる」。現在、国会で審議中の共謀罪にも懸念を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170429-00010002-abemav-pol