>>102
酷い離脱を訴えると、その錯乱した精神症状から医者は統合失調症を疑い、普通、抗精神病薬を勧めてくる。
このことは、自分の経験とこのスレのこれまでの書き込みからも明らか。

統合失調症では、原因は不明ながら、脳内の神経伝達物質(ドーパミンなど)が溢れかえって、これにより幻視や妄想などが引き起こされるとしている。

このドーパミンを抑えて脳を沈静化する働きが抗精神病薬にはあり、この作用を利用して、離脱症での異常な精神状態(脳の過興奮)を改善出来るのではないか、と思っての処方(離脱対策として抗精神病薬を用いる)なのだろう。

離脱症としての、そのソワソワ感(なぜかじっとしていられない苦しい精神状態)も、脳の過興奮から来ているものと考えていい。

自分も実際に、ジプレキサ、セロクエル、エビリファイなどの否定形型(第一選択)の抗精神病薬を一通り、半年ほど取っ替え引っ替え試した。

結果は、種類によって効いたような気もするが効き目が長続きしなかった。
それより、抗精神病薬の特徴である副作用の錐体外路症(文字が書けないなど)がキツくてこれも大変だった。

この後、打つ手がなくて試したのが抗うつ薬、これも相性で合わないと副作用で離脱症を増長させるだけなので、自分に合うの見つけるのに試行錯誤で苦労した。

結果として、疼痛治療にも使われる鎮静効果の高い抗うつ薬が、離脱から来る苦痛を緩和してくれることが分かった。

ドグマチールは試したことないが、元は胃薬に始まり、抗うつ薬、抗精神病薬として転用されている、意味不明のクスリなので、離脱の苦痛緩和にも効果が有るのかも知れない。