調査では疾患による早期死亡により失われた年数である、損失生存年数(YLL)という指標を用いた。
研究チームは、1992年の「巣立ち会」設立当時から2015年末までの24年間に死亡した利用者を
後方視的に調査。利用者254人のうち、45人が対象期間中に死亡しており、
全員が統合失調症や双極性障害のほか、うつ病といった慢性精神疾患を有していた。
死亡した利用者の死亡時年齢は平均63歳で、平均YLLは22.2年だった。身体疾患による死亡が、全体の7割超だった。

https://www.cbnews.jp/news/entry/20170810181641