>>675
虚無感・空虚感の根本にあるのは、自分がこの世界の歯車に噛み合っていない感覚、
あるいは自分が真に孤独だと実感してしまう状態なんじゃないかな?
・・・まあ、人間が「肉体という殻を持つ物質」として存在している以上、個であることからは逃れられないから
そこんとこは他人にはどうしてやることもできないんだけどね

もっとも、俺が突き詰めて話したボダなんて一人しかいないから、全てのボダにおいてそうなのかどうかは知らんけどな

ちなみに俺は「今の状況でたとえどんな不適切な発言があったとしても全て水に流し後に引きずらない」と宣言した上で
どんなに支離滅裂な内容であっても冷静かつ丁寧に聞くことだけしていたな
大抵の場合は、数時間話して眠剤をプチODして寝て、起きたらスッキリって感じだった
興奮状態だった時の記憶が欠落するタイプだったので、いつも翌日に申し訳なさそうに「昨日私何話してた?」って聞いてたわ
「色々と話してたけど、とりあえず俺に被害はなかった」がお決まりの返答

正直、眠剤にすら劣る自分の無力さを痛感させられなくもないが、一度興奮しすぎて銀ハルをプチODしてもなお数時間起きていたこともあったから、
それからは「一応眠剤が機能する程度の鎮静状態には持って行けているってことなんだろうな」
と思えるようになって、多少は対応力に自信が付いたものだ

ボダが虚無感・空虚感に苛まれやすいのは、認知の歪みによってそういう感覚・思考が増幅されてしまうからなので、
落ち着いてさえしまえば別にどうということはない
根本的解決手段があるとすれば、どのみち「個でなくなること」ではなく「認知の歪みが改善されること」だろうしな
ついでに、「この世界の歯車に多少でも噛み合っている感覚」を実感できるようになるのならばそれがベターだろうよ

・・・いやまあ、「個でなくなること(=死んで肉体という殻を捨てること)が根本解決だろ?」と言われてしまえばそれまでだが、
とはいえ、それを推奨することは健全な社会構成員としてできないからな

結局、人間は自分が個であることを痛感した上で、
同じく個である他人を根本的に理解できない苦悩と向き合いつつも、多少でも理解しようと努めることしかできない
ただそれだけのことよ