>>323
他人からはそう見えてしまうんだ。だから、SADは他人から理解されない。
SADの人も診断が付くまでは、自分のことを単なるアガリ症と思ってる人も少なくない。

SADが単純に性格の問題と片付けらない理由は、DSM-5の診断基準にある。

DSM-5における社会不安障害の診断基準
A. 他者の注視を浴びる可能性のある1つ以上の社交場面に対する、著しい恐怖または不安。
例として、社交的なやりとり(例:雑談すること、よく知らない人に会うこと)、見ら
れる こと(例:食べたり飲んだりすること)、他者の前でなんらかの動作をすること
(例:談話 をすること)が含まれる。
B. その人は、ある振る舞いをするか、または不安症状を見せることが、否定的な評価を受ける
  ことになると恐れている(すなわち、恥をかいたり恥ずかしい思いをするだろう、拒絶され
  たり、他者の迷惑になるだろう)。
C. その社交的状況はほとんど常に恐怖または不安を誘発する。
D. その社交的状況は回避され、または、強い恐怖または不安を感じながら耐え忍ばれる。

G. その恐怖、不安、または回避は、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、または
  他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。