自閉症と扁桃体
http://intmed.exblog.jp/4802265/
https://jamanetwork.com/journals/jamapsychiatry/fullarticle/209946
扁桃体(Amygdala)の容積は、顔面の表情だけでなく、非言語的社会行動における幼少時期の障害を予測することができ、
これは調査年齢層が狭く、扁桃体が異常に小さい場合は、より障害の程度が大きい”ということが示されたとのこと。
これはそれまで提唱されていた理論である、“扁桃体の幼少時期過活動性の結果構造体に荷重がかかり、その構造が萎縮するという仮説”と一致し、
初期は肥厚し、その後萎縮に陥るという自閉症の幼少期に生じる現象であり、それまでの横断的研究にて
扁桃体の正常、減少、増加という報告が有ったのも頷ける。