>>506 コピペつづき

普段のうんちの色「黄土色」「茶褐色」は胆汁の色です。ではなぜ緑色になってしまうのでしょう?

それは胆汁の酸化による場合が最も多いようです。胆汁の色の素は「ビリルビン」という物質です。

実はビリルビンこそ、うんちの色を「黄土色」「茶褐色」にする物質。

そしてビリルビンは、空気に触れると酸化し緑色に変化します。

ビリルビンは、十二指腸で分泌されて、小腸を通り、大腸に入ると体内に再吸収されます。

腸が少々弱まっていたりすると再吸収の量が減り、うんちの中にいつもより多くのビリルビンが残っている状態になります。

いつもより多くのビリルビンが腸の中の空気に触れて酸化すると、緑色に見えるのです。

赤ちゃんのうんちが緑色になってお母さんがびっくりする場合の多くも、このビリルビンが犯人。

うんちに含まれるビリルビンがオムツの中で空気に触れて緑色になった、ということなのです。

つまり、この場合は決して緑色のうんちだからといって何かの病気というわけではありません。

数日間、うんちをするたびに目で観察して、元通りになるなら問題ありません。

ただ、たまに病気が原因のこともあり、100%安全とも言い切れないので、何日も続く場合は要注意です。