30年苦しんできて分かった事は、これは治らないという事。
そもそも病気ではなくて障害なのだから治すというのは無理な話。

身体障害者の方が健常者と同じようにバスケットやテニスをやりたいと
渇望しても、無理な事と同じでこのSADの場合、健常者と同じように
他者とふれあい、明るく朗らかに楽しく毎日を過ごそうってのは無理と言う事。

大事なのは自分が障害者であると自覚し、この障害と共存して生きていく覚悟だと思う。
辛い場面に遭遇したら、「そうそうこれが私の障害なんだよな」と自分を認めてあげること。

辛い、何でこんな事が自分にはできないのか?
と自問して自分を責めては駄目と言う事を学んだ。