>>855のような意見、このスレでは割合叩かれがちなものかもしれないけど、個人的には的を射ていると思う
スキゾイドという概念は、リアル社会で消耗しがちなコミュ障(スキゾイド含む)にとって、その弱った自我を補強するための道具として都合がいい形をしていると言える

twitterの人に代表される「スキゾイドで自己肯定感」系の人たちに共通する性質として、
>>842で書かれているような「スキゾイドと目される偉人」のリストとか眺めて「スキゾイド」という概念を通して彼らを自分と同一視することで自信を持つ、みたいなものがあると言えるんじゃないかと思う
(自分は世間では理解されないけど、本当は優れている人と同じ性質を持っているのだ的な。twitterの人的には森博嗣がそれなのかな)

そのことをもってニセモノ(スキゾイドではない)とか言いたいわけではなく、
そういう心の働きそれ自体はスキゾイド気質とは直接関係ない独立したもの(自己肯定感の欠乏を抱える人全般が陥りがちな防衛機制の一種)なので、
それはスキゾイドと結び付けて考えずに、一旦は切り分けて考えた方がいいと思う
(別にその対象はスキゾイドじゃなくてもいい。国とか血とか学校とか、それと自分が結びついて自分を肯定的に捉えられるような対象なら何でも構わない)
(スキゾイド気質を抱える人は実際にリアル社会で理解されにくく自我が弱りがちだと思うので、その手の防衛機制に陥りやすい潜在性みたいなものは普通に持ってると思う)