>>>701
確かに、一般論として、長期型(長時間型)のほうがやめやすいですね。
雑誌とかで長時間型置換が推奨されてるし、アシュトンマニュアルでもそうだし、
また、一部外国のの「スケジュール規制」でも、短時間型のほうがより強い規制がされている。

ということで、俺が「長時間型のほうが危ない」とする根拠



「ハルシオン」のような超短時間型睡眠薬では、服用と服用の間に禁断症状が出て、
昼間でも睡眠薬を欲するようになるということも聞いていただろうか?
おそらく、そこまで説明する医者はいない。

では、作用時間が長いほうがいいかというと、半減期が長ければ長いで別の問題が生じる。
中間作用型でも、半減期は24時間前後である。
これは、服用してから1日たっても、血中濃度がピーク時の半分にしかなっていないということだ。

つまり、半減期が24時間の睡眠薬を毎晩飲んでいる人は、昨夜飲んだ分の作用がまだ残っているのに、
さらに血中濃度を上げていることになる。
それを毎晩、続けていたらどうなるだろうか。
血中の睡眠薬濃度はどんどん高まっていくばかりである。
薬というのは、「有効血中濃度」といって、ある一定の濃度に達しなければ作用は出ない。
しかし、半分残っているところに薬を足して・・・・・・ということを繰り返していれば、
血中濃度が下がらないまま、作用が出続けることになる。
当然、余計な症状も増える。
それに対して別の向精神薬を処方されれば、ますます分解されにくくなり、どんどんたまっていく。