>>935
どこにも書いてないけど、高次脳機能障害学の教科書読めばその仮説で概ね正解だってことは小学生でもわかる。
ビミョーに間違ってるかもしれない点は、脳血管性障害とは断定できない点。
例えば飲酒運転の車にはねられて頭打って前頭前野がブッ潰れれば空気読めなくて要領悪いバカになるし(似た例でフィニアス・ゲージ氏の例をご参照されたい)、
前頭前野の神経細胞に変性を生ずればどんな理性的な紳士だった人でも性的逸脱行為をするようになる(前頭側頭型認知症)。
すなわち、血管性でなくても外傷や変性によって言わば「後天性のアスペ」になってしまう。

自閉症の場合、血管性でも外傷性でも変性によるものでもなくて、機能性(=原因不明)の前頭前野機能不全で注意機能や実行機能に障害がある。
その結果として、共同注視や心の理論、ことばの獲得など発達心理学的に必要な事柄が達成されない。
これが自閉症。