>>963
脳神経の増加のピークが生後10ヶ月だとしても必ず全員が同じではない、とすれば、小さな時からあれこれ出来るようになるというのは脳内の刈り込みが早い段階で始まったことになる。
これは普通の大人から見ればこの子はできると誤解しがちだが、実際には早熟派は野生動物などに多く見られ、人間は逆に生まれてからも出来るだけ成長期間を長くすることで後で化ける。
だから、大人になって当たり前に出来ることが子供時代に周囲より早く出来ることは脳の発達という意味ではかなり残念なこと。
本当はもっとのびのび成長して様々な感覚を体験してから育つ方が大人になった時により思考が豊かになる。
野生動物は外敵から身を守るために子供の頃からすぐに刈込みが始まり器用に立ったり何とか生きようとする。
人間は社会の中で安全を確保し、ゆっくり成長することで高度な脳を作り上げることができた。