『グッド・ドクター』におけるアスペルガー症候群の描写が正確である点

・メイン時間軸において、特定の症状に対する処置法が発問されると、瞬時に正答を返す
 膨大な量の書物を読んで内容を記憶し、情報を即座に引き出すことができる症状を反映
 (アスペルガー症候群は歩く図書館であり、呼吸する検索エンジンである
  アスペルガー症候群以外のASDでも同様の症状が出現することがある)

・回想において、後に院長となる医師に保護された際に医学書を貸し与えられると、
 一心不乱に読み漁っていた
 小説を読まない訳ではないが、むしろ事典や辞書を好む嗜好を反映
 また、寝食を忘れて読書に没頭する「集中力」の描写でもある
 さらにASDに多く見られるハイパーレクシアという症状も伴っているため、
 年齢不相応に思われるような難しい書籍であっても問題ない
 これが、アスペルガー医師が比喩した「小さな教授たち」が形成される理由