>>418
まったく意味が無いわけじゃない

IQの数値は、バスケットボールでいう「選手の身長の高さ」と同じで
「個人の特徴や能力の一部を示す数字」でしかない
身長の高さ、体重の重さ、戦略性の高さ、勝率の高さ、健康さ、人気度(好感度)などがIQで測れないように
IQが教えてくれるのは、一般常識を知っている割合と理解力や読解力
一般常識は、学校と働いてきた環境が違えば、知っている知識の多さも変わる
「知識量」という、生まれ持った記憶力を測るためにテストをしても、
バスケットボール選手が、生まれつきバスケットボール選手に特化したカラダだったか?と言えばそうでもなく
筋トレ(脳トレ)の度合いや、親やコーチ(先生)の教え方の上手さ、テストした環境(良い椅子や服、道具、環境だけでなく、体調の良さ)によって数値が変動する

日本語だけでなく、英語でもWAISテストは受けられるらしいが
留学経験のある帰国子女なら、「2か国語分の単語を覚えられるから高IQ」という扱いになるかもしれない
外国語は、ぶっつけ本番を何度も繰り返すことで感覚的に身に着けることができる
言葉や環境の「合う合わない」、勉強法やトレーニングのやり方でも「合う合わない」がある
ただ単に「まだ知らなかっただけ(教わっていなかっただけ)」で、低IQ扱いにできてしまう

2桁x2桁の計算を「線だけで計算できるインド式の数学」を覚えていたら、短時間で問題が解ける「高読解力」の人になれていたかもしれないように
判断力や読解力は、「短時間でそれを判断理解できる方法」を別の人から教わっていたら、IQの数値はさらに上がっていたはず

一応ここまでの「その人の持つ可能性を考えた誤差」すら考慮してあるのがWAISテストではあるけども
IQテスト対策をするよりも、生きやすさ対策をした方が早くなるように
自分自身の個性の要素の一つが判ったら、それを参考程度にとどめて、次に向けてそれを活かすしかない