感染者(7000人以上)のうち、統合失調症スペクトラム障害は75人、情動障害は564人、不安障害は360人であることが分かった。さらに精神疾患がある感染者864人は、新型コロナ感染の診断後の45日以内に死亡またはホスピスに入院していたことが分かった。

統合失調症スペクトラム障害を持つ患者について、性別、年齢、人種などの既知の危険因子を調整したところ、新型コロナで死亡する確率が精神疾患のない人よりも約2.7倍高いことがわかった。
しかし、情動障害や不安障害の患者に関しては、新型コロナウイルスによる死亡との関連性は見いだされなかった。