これだけコロナが世界中に蔓延して、
物凄く怯えている自分や消毒や清潔に気を使っている自分がいるが
それとは別に恐ろしく達観しているというか、
全てに投げやりでどうでも良くなっている自分がいる。

例えば政治の事とか、現実でもネット上でもやれ〇〇が悪いとか××党は潰れろとか
あちこちで文句言ったり喧嘩したりしてるけど、自分なんかは
自分が死んだ後の国の未来なんて考えてどうするの?って思ってしまい
全く誰かを支持しようとか、叩いてやろうとか、良かれにしろ悪しきにしろ全く熱が入らない。

こういうのノンポリって言うらしいけど、自分の場合は政治だけではなく全てに於いてそうだ。
自分が無になっているであろう、50年後以降を見据えた政策や開発全てに興味を持てない。
いや己が寝たきりになっているであろう30年後ぐらいの未来辺りから、もうどうでもよくなっているかも。

だから自分が憎むとしたらそれは政治でも国でもなく、この世をこう作った物理法則だ。
死んだ後に無にならなければ、100年後も1000年後も自分の国を見届け続ける事ができるのなら
自分も真面目に政治に関心を持ち、生き甲斐や遣り甲斐を持ちながら生きていけたのに。
人間が脳髄に魂を縛られるような構造の生命体でなければ、
脳が破壊されても消える事ない意識があれば、自分ももっとより良い人で有り続けられたのに。

何を言おうが客観的に見れば自分は己の不甲斐なさを死に責任転嫁している負け犬だ。
そんな事も自分で解っている。解っているが、それでも無で全てが終わるのは怖いし、悔しい。