>>474
それだけではない。人類は想像力が強くなりすぎた。
神やあの世や幽霊を作ったのも想像の力だし
あらゆる小説・映画・漫画・アニメ等の創作で
魔法や超能力、現実を超越した道具や夢のような世界に
物理法則を無視した現象を作ってきた。
これらは全て人間の想像力だ。
遥か昔から想像や妄想が娯楽となり、商売になり、人を楽しませてきた。

想像に限界はない。想像は無限大で、
どんな事でも思い、作れ、叶えられる。
それ故に現実とのギャップも激しくなる。
現実は物理法則があらゆる可能性を潰し、邪魔をする。
映画では人が空を飛べる。現実では人は飛べない。
漫画では魔法が使える。現実では超能力は誰も使えない。
アニメにはあの世も幽霊もある。現実にはあの世も幽霊もない。

創作の作品が楽しくて、夢や希望に溢れているほど
想像の世界が面白ければ面白いほど
現実の世界で出来る事の少なさ、やり難さが浮き彫りになり
科学で出来る事の限界や物理法則の壁の厚さを思い知る。
娯楽を娯楽と割り切って楽しんでいても、
どうしてもこれが本当に出来たら…こんな物が本当にあれば…
という羨ましさや悔しさが芽生えてしまう。