昼下がりに公園を歩いて眩しい青空を見ても回りを緑の木々に囲まれていても、
宇宙は常に闇だし美しさとは対極の死と無を象徴する暗黒の空間が広がるだけ
四季折々の極彩色なんてのがあるのは地球だけで
宇宙は、即ちこの世は真っ暗闇の絶望の世界が本来の姿なのだ

空気も音もなく冷凍庫より寒い地獄の世界に
太陽や月の位置関係でなまじ生命なんて物が生まれる土壌が偶然整ってしまい
地球なんてのが出来上がってしまったが故にこんな苦しい思いをする羽目になった