森田療法は、うつ病など広く適応できるという学者もいるけど
ド素人の私は経験上、精神交互作用という閉鎖的循環で症状が出来上がっている人に効果的だと思っている
その循環は自分で「直接」症状を治すことを原動力として回転するので、
そうした状態から脱するには、同じレベルだと結局同じ循環ににしかならないので、
別のレベル、つまり行動で、離れるということかなあ

ややこしそうだが、単にやるべきこと学校に行くとか会社に行くとかを続けるってだけ
これの良いところは治癒以外に少なくとも生活を現状維持できるってことで、
老人になって治っても生活のほうがもうなんともならなくなっていたら本末転倒なので

もちろん行動ですぐには楽にならない 脳の癖っていう言い方を聞いたことがあるけど
たぶん回路がそういう繋がり方をしてるのだろう
でも我慢してやってると、まず精神交互作用の循環が止まる
これは比較的短期間に多くの人に起こる 症状に振り回されず共存してるみたいな感じになる

これ以降は時間によって徐々に薄れていき症状が無くなる人もいるが、それは稀で運みたいなもの

まったく良くならない人もいるが、それはもともと適応ではないのに、なぜか来ている人に思えた