ロンドン条約は日本の不満を抑えるために一種の優遇措置・軽減措置を設けてます
日本は比較的艦齢の若い艦の代艦建造ができ、一方でアメリカは重巡建造のスケジュールを制限されました

要するに日本はロンドン条約の範囲の中ではそこそこ利があったんですが
第二次ロンドンではそれはなくなり、かえって最初に設けられた優遇の分だけ不利になる側面もあったわけです
(スケジュール制限されてた分だけ、今度はアメリカに新鋭艦が揃い始める等)
つまり二次ロンドンの制限下では、日本の戦力は今度は相対的に米英の下風に立ってしまうのですね
この不満は、軍縮条約脱退の、少なくとも一因にはなってます