■5.1/2.1chセット商品と単品買いについて
昔はホームシアターの敷居を低くし購入し易くするため、セット商品が各社から販売されていました。
しかし最近はさらに敷居を低くするため、バータイプへと移行しセット物はもう殆ど販売していません。
また昔と比べ単品AVアンプの価格が安くなり、マルチch用のスピーカーも各社から多種販売されています。

セット物(セット商品の単品売りを含む)は、何も考えなくても必要な物が揃っているので気軽に
購入できます。低品質ですが各スピーカーの音色なども揃っているので安心感はあります。

TV番組・ゲーム専用としてなら悪くありませんが、デメリットも多く、現在ではコストパフォーマンス的に
それ程魅力はありません。映画や音楽用途にも使うなら積極的に選ぶ事はおすすめしません。

デメリットとして、アンプの音場補正機能や各種機能が、単品AVアンプより劣り出来る事が制限されてる。
スピーカーやSWの品質が単品販売ものより劣り、満足出来なかった・出来なくなった場合は、
スピーカーの交換が出来ないため、全て買い替えとなりコスパが悪い。
スピーカーが交換出来たとしても、音場補正機能や調整機能の制限、アンプの能力不足により、
ベストパフォーマンスが得られない、スピーカの能力を100%出し切れない等があります。

いろいろ選んだり、組み合わせを考えたり、購入店舗を探したり面倒ですが、
なるべく単品で揃えていった方がコストパフォーマンスが高く、満足度も上がります。

また最初から5.1chで揃えるより、初めはAVアンプと後にリアで使う予定のスピーカーの2.0chで購入し、
それで実際に使ってみてから、フロントやセンターやSWを選んでを購入するといった買い方の方が
より納得のいく満足度の高いシステムになります。 >>15

■バータイプについて
TVの音をもう少し良くしたい、スピーカーやアンプを置く場所がない、設置や配線が面倒
といった場合にはおすすめです。但し音質やサラウンド機能は期待しない方がいいです。

<座談会>ホームシアターシステム担当者が集結
http://ure.pia.co.jp/articles/-/19685