VRにおける8K化の画質向上のメリットと比べれば平面モニターの8Kなんて無いに等しい
そういう意味では、8Kテレビなんて不要とも言える
そもそも、8Kの適正距離は画面の高さの0.75倍(水平視野角100度)で、アスペクト比
16:9の100インチのテレビを1mの距離で見る近さになる。しかも、サブピクセルのある
テレビと違ってサブピクセルのないLCOSプロジェクターではもっと近づいて視聴ができる
あくまで、これは視力1.0の人間を対象にした基準で、1.5なら1.5m。2.0だとしても2m
ようするに、それ以上離れて見ても人間の目の解像度を超えてしまうので、画質の区別は
付けられません=意味がありませんという事
実際に、100インチの画面を1mの距離から見てる人間、いや見ようとする人間がどれだけいるのか?
プロジェクターユーザーなら100インチは当たり前だろうが、100インチのスクリーンを1mの距離から
見てるのか?もしくは8Kになればその距離から見るのか?
8Kテレビなんて、スマホの画面を4K化するくらい意味のない無駄なスペックだと言って良い

一方でVRはまったく事情が異なる。なぜなら、テレビと違って既存のVRデバイスがいずれも8Kテレビの適正距離と
同じかそれ以上水平視野角を持つからだ。つまり、テレビで言えば、大画面を至近距離で見ている状態が前提だか
らこそ、一般的に離れて観る事が前提のテレビより高解像度が必要
それも、既存の水平視野角100度の話で、現実の没入感を追及するVRでは人間目の水平視野角である210度以上
まで求められ、210度にもなれば8Kですら足りなくなる