次世代ビデオコーデック総合スレPart2 【HEVC/VP9/AV1/VVC等】
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H.264/AVCの後の様々なビデオコーデック全般について語るスレです。
■主な次世代ビデオコーデック
・H.265/HEVC
・VP9
・AV1(AOMedia Video 1)
・VVC(Versatile Video Coding)
■前スレ
次世代ビデオコーデック総合スレPart1 【HEVC/VP9/AV1等】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/avi/1515759816/
次スレは>>980が宣言してから立ててください。 ■各ビデオコーデックの概要や状況(2018年7月上旬時点)
●H.265/HEVC
H.264/AVCの後継規格。放送やUltra HD Blu-ray等で採用が進んでいるが
3つのライセンスプールが並立するなどライセンス面での問題も抱えている。
H.265/HEVC特許暗黒時代
https://qiita.com/yohhoy/items/c2579097a507b1fbdddb
HW再生支援のサポートは進んだものの、FirefoxやChromeでの対応が進んでおらず、
ネット配信では使いづらい状況が続いている。(スマートTV向けの配信等は除く)
AppleがHLS(HTTP Live Streaming)やiOS 11やmacOS High Sierraで採用したり、
2018年3月にライセンスプールの1つであるHEVC Advanceが
コンテンツへのライセンス課金を取りやめたりといった好材料も出てきてはいる。
●VP9
Googleによって開発されたロイヤリティフリーのコーデック。
ブラウザ(Safariを除く)やHW再生支援のサポートも進み、主にYoutubeで採用されている。 ●AV1(AOMedia Video 1)
Amazon/Cisco/Google/Intel/Microsoft/Mozilla/Netflix等が中心となって立ち上げた
Alliance for Open Mediaによって開発されたロイヤリティフリーのコーデック。
VP10/Daala/Thorの技術を受け継いでいる。
2018年3月末にリリースされたが、v1.0.0の仕様確定は2018年6月末にずれこんだ。
HW再生支援のサポート等も含めた本格的な普及は2020年頃になる見込み。
コンテンツ配信/ハードウェア/ブラウザ系などの主要企業がサポートを表明しており、
ネット配信を中心として広く普及することが期待されている。
●VVC(Versatile Video Coding)
H.265/HEVCの後継規格。2020年10月の標準化を目指して
JVET(Joint Video Experts Team)で検討が進められている。 ■各社GPUのHWエンコーダでのH.265/HEVCおよびVP9のサポート状況(2018年7月上旬時点)
●Intel QSV (Kaby Lake/Coffee Lake+Intel Media SDK 2018 R1)
〇HEVC
mainおよびmain10。Bフレーム使用可。
〇VP9
・LinuxでVA-APIを使えばKaby Lakeで利用可能らしい。
https://gist.github.com/Brainiarc7/24de2edef08866c304080504877239a3
・Intel Media SDK for Windows 2018 R1で、Cannon Lake向けの
プレビュー機能としてVP9エンコーダ関連のAPIが追加されたので
Cannon LakeからはWindowsでも使えるようになるかもしれない。
●Nvidia NVEnc (Pascal+NVIDIA Video Codec SDK 8.2)
〇HEVC
mainおよびmain10。Bフレーム使用不可。
〇VP9
未対応
●AMD VCE (Polaris+AMF 1.4.7)
〇HEVC
mainのみ。main10は不可。Bフレーム使用不可。
〇VP9
未対応 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています