そりゃ2日制のタイトルは1日制の勝負も含んでいるからね

予選は1日制でしょ?
予選の1日制で羽生は強い、森内や渡辺はそうでもない
だから2日制の番勝負に羽生はよく登場できるが、森内や渡辺はそこまで登場できない
(羽生は2日制の実力でも、その時代で3位の実力はあるからね)

2日制の舞台でトップ2の森内渡辺が、2日制タイトルの中の1日制の予選で消えてしまえば
2日制3位の実力の羽生は、2日制の番勝負で、2日制4位以下の棋士たちを倒して稼ぐことができる
(特に佐藤康光あたりが出てくるとおいしい 彼は1日制では森内渡辺より強く2日制では羽生より弱い、羽生にはおいしい棋士)

ただし、森内渡辺が1日制の予選を突破して2日制の舞台に出てきてしまえば
彼らは2日制限定の舞台ではトップ2なので、2日制の実力3位の羽生は番勝負で負け越すことになる
森内渡辺が1日制の予選を突破してきたことがないのが王位戦→羽生のタイトル数がよく伸びる
以下、王将戦が王位戦に次いで森内渡辺の登場数が少ない→羽生のタイトル数が2日制では2番目に伸びている
森内渡辺がしつこく登場してくるのが名人戦と竜王戦→羽生のタイトル数が伸びない
(順位戦と竜王戦予選は、持ち時間が1日制の中では長めであるため森内渡辺も比較的勝ち抜けやすい)

羽生の2日制タイトルのカラクリってのは以上のとおりだ
同時代でトップなのは当たり前