クロード・シモン 2
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つか、スレチかもしれんけど、ロベールパンジェって全く邦訳されてないの? >>908
されてないね
是非訳したいと惚れ込んだフランス文学者がいないんだろう >>909
そうか、ありがとう。
どんなテイストの作家なのか、フランス語勉強しない限り知る術もないというのは悲しいもんやね。ロブ=グリエも、推奨する作家は誰かと聞かれて「パンジェだね」と答えたとのことなのにな。 俺も読んだことないからはっきりとは言えないけど文章を書くことについての文章みたいなやつらしい
徹底したメタフィクションって感じなのかね
あの時代にもうそんなことやられてたんならそりゃ現代文学の技術も頭打ちになるわ http://www.bungaku.net/wasebun/bknum/manage/stdx.cgi
早稲田文学2003年3月号
◆何度でも、ヌーヴォー・ロマンのために◆
◇小説 「息子」ロベール・パンジェ
http://www.bungaku.net/wasebun/bknum/frame_pinget.htm
◇ラジオドラマ 「嘘」ナタリー・サロート
◇講演
散文と予言 フロランス・ドゥレ ×蓮實重彦
聖書翻訳と自作を語る ジャン・エシュノーズ ×谷昌親
◇シンポジウム
回帰不能点への道
岩崎力 菅野昭正 清水徹 平岡篤頼 「アカシア」読了。
この作品、このスレでも好きっていう方多いけど、それは他の作品に比べて読みやすいという点だけじゃなくて、何とも余韻のある情感豊かな終わり方にあるんじゃないのかな?
正直、個人的に完成度は農耕詩とか歴史の方が上だと思うけど、読み終えた時の情緒的な余韻はとても味わい深くて、繰り返し読み深めたくなる感覚はあるね。 『綱渡り』"La Corde raide", 1947年
日本語訳未刊行
『ガリヴァー』"Gulliver", 1952年
日本語訳未刊行
『春の祭典』" Le Sacre du Printemps", 1954年
日本語訳未刊行
『女たち』"Femmes", 1966年
日本語訳未刊行
『導体』" Les Corps conducteurs", 1971年
日本語訳未刊行
『事物のレッスン』"Leçon de choses", 1975年
日本語訳未刊行
『招待』"L'Invitation", 1987年
日本語訳未刊行
『植物園』"Le Jardin des Plantes", 1997年
日本語訳未刊行 >>914
未刊行多いなぁ…。現に訳されてるシモン作品の訳者はもう亡くなってるか、或いはかなりお年なんだけど、今、まだ若いフランス文学者的にはシモンに大して魅力を感じないのか、それか単に出しても売れないからなのか…? 学生時代、知り合って間もない自称読書家の知人にフランドルの道を貸した。
翌日、開口一番、「意味が分からない。こんな書き方する必要ある?」と返されてがっかり。
聞けば彼がよく読む本は邦人作家のベストセラー、ライトノベル、エッセイ、ごく稀に古典文学、自己啓発書、暴露本……。
ああ、なるほど。これが日本の自称インテリなのね。どうりで人文科学がコケにされるわけですわ。 バカッターならクソリプいっぱいついてそうなレスですねw 確かに!
ちなみに脱字があった。フランドルの道じゃなくてフランドルへの道ね。 俺的には歴史が一番好きだな。ちょっと他に類を見ない読後感があった。農耕詩もかなり好きだけどね。
正直、人気のあるアカシアは個人的にはあまりこなかった。多分、シモンにはより難解なものを求めてるからというのもあるだろうね。アカシアは比較的分かりやすくて、初心者向けな感じがあるからかも。 シモン(1913年10月10日 - 2005年7月6日)
85年ノーベル文学賞
58年『草』
67年『歴史』
89年『アカシア』
ガルシア・マルケス(1927年3月6日 - 2014年4月17日)
82年ノーベル文学賞
55年『短編集 落葉』
67年『百年の孤独』
85年『コレラの時代の愛』
大江(1935年1月31日 - )
94年ノーベル文学賞
58年『芽むしり仔撃ち』
67年『万延元年のフットボール』
87年『懐かしい年への手紙』 『歴史』はフィネガンズウェイクと比べてどっちが難しい?
シモンより難解な作家って他にいる?ピンチョンくらい? >>923
フィネガンズウェイクとはまた難しさのタイプが違うからなんとも言えないけどな。
シモンの場合、ストーリーを求めると難解極まりないと思う。
でも文体自体は案外具体的で、抽象的な表現はあまり使わない作家だから、描写や情景をとらえていけば、徐々にパッチワークみたいに全体をじんわり理解出来てくるタイプの作品かな。
考えながら読むとさっぱりわからないかも。
ピンチョンも難しいけど、ピンチョンはわりとポップだからね、シモンの方がより純粋で難解に感じるかもしれない。 >>924
なるほど
確かにジョイスは手法にひたすら凝ってる読みづらさがあってシモンの難解さとはまた違う感じだな 「ベレニスの髪」が掲載された雑誌「新潮」をヤフオクで手に入れた。 植物園って、多分翻訳は無理なんだろなぁ
ずっと待ってるけど… 子供時代 (ルリユール叢書)
ナタリー・サロート (著), 湯原かの子 (翻訳, 解説)
出版社: 幻戯書房 (2020/7/27) >>928
お〜サロートの本出るんだ!これは気になりますな 情報ありがとう! >>908
パンジェの初邦訳『パッサカリア』が水声社から刊行されたね
今日、駅ビルの書店で見てびっくりした >>930
え〜、ホントですか!全然知らなかったです…
貴重な情報、ありがとうございます! 何回も言うけど、植物園読みたい。
でも、これだけ待って邦訳されないっていうことは、多分、邦訳不可能な領域なんだろうね。 白水社は翻訳を出してる全作品を(当然絶版になってるものも含めて)電子書籍化していただきたい >>936
自分が古本を買い集める方が手っ取り早いだろ >>937
手っ取り早いし、その方が本好きとしては楽しいしな だから
935吾輩は名無しである2021/07/06(火) 23:31:59.92ID:n15phkuW
何回も言うけど、植物園読みたい。
でも、これだけ待って邦訳されないっていうことは、多分、邦訳不可能な領域なんだろうね。
いちから説明するとアマゾンの箱みたいのが部屋の前においてあるやん
それが、これから行きますよ、なのか、お前が来いなのか
よくわからんのだよ
おれはもう5回動いたが。
行ったって出てこないしもしくはダミーの若い姉ちゃんがしらじらしい
笑顔ででてくでてくるだけだろうよ こんだけ本読んで原稿用紙一枚も書けなかった
20年返してくれ
20年分払ってくれ金全部 読んでおかねばならないと言われた本を必死こいて読んでいるうちにジジイになる人生w いや別に使命感で読んでるわけじゃなく趣味で独学しているだけなんだが。
だからジジイになっても読み続けるだろう。
しかし書く方で真ん中が大きく空洞となってしまったのが無念だな。 わざわざスマホ変えた日に入ってきたほうが悪いだろ
もうお前らとのストーカーと紛争で人生おわってしまたなあ ここ最近の理解不能な書き込みも、いずれ徐々にシモン的に整合性がとれて、全体像がはっきりと見えるようになってくるのだろうか >>937-938
自分は持ってるから復刊されると「優越感に浸れなくなる」「古書価格が下がる」から復刊して欲しくないだけのクズ 失礼
訂正
>>937-938
自分は本を持ってるから電子書籍化されると「優越感に浸れなくなる」「古書価格が下がる」から電子書籍化して欲しくないだけのクズ 電子化は言うほど簡単じゃない
入力する作業がものすごく面倒で、タイプミスが多い 『フランドルへの道』『三枚つづきの絵』『アカシア』は特に素晴らしいな
読んでない人は古本を買って読むといい 電子化なんてpdfで十分だろ。
細かいことを言ってるとgoogle books.comのような大事業は出来ない。
青空文庫も中々進まんわな。 『ガリバー』は初期の作品で、シモン独特の前衛的手法は『風』以降
だから、どうってことないのに、どうして翻訳が出たのか
『導体』や『植物園』『女たち』を訳せばよかったのに レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。