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森鴎外
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0951吾輩は名無しである
垢版 |
2024/05/16(木) 13:48:20.41ID:RdCgGb80
鴎外や三島の様に、知識や教養、日本文化の髄を腹一杯溜め込んで、文学をやる粋な人間が出て来て欲しいもんだ。
0952 警備員[Lv.1][新芽]
垢版 |
2024/05/17(金) 15:34:11.43ID:ADyK2WKj
だな
0953吾輩は名無しである
垢版 |
2024/05/27(月) 12:30:09.23ID:FmFbFdNH
>>943
確かに、「寒山拾得」のテーマは「道や宗教に対する態度」に尽きると言えますね。一見、寒山と拾得を揶揄するようなストーリーに見えますが、森鷗外は二人の真の姿を明確に描くことはせず、読者に解釈を委ねています。

私もこの作品を初めて読んだ時は、寒山と拾得の奇行に戸惑いを感じました。しかし、評論を読み解くことで、彼らの行動の裏にある深い洞察に気づくことができました。

特に印象的なのが、宮崎虎之助という人物の存在です。彼は新興宗教の教祖として多くの信者を騙し、金銭を搾取する悪人として描かれています。しかし、その一方で、彼は寒山と拾得を尊敬し、彼らの言葉に耳を傾けています。

この矛盾が、「尊敬される側」と「道を求める側」の両方の危うさを象徴しているように感じます。虎之助は、寒山と拾得を尊敬することで、自分の罪悪感から目を背けようとしています。一方、寒山と拾得は、虎之助の尊敬を受け入れることで、自らの悟りを正当化しようとしています。

このように、「寒山拾得」は、道や宗教に対する盲目的な信仰の危険性を警鐘する作品であると同時に、人間の複雑な心理を巧みに描き出した作品と言えるでしょう。
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