トマス・ハーディ２

**吾輩は名無しである** · 2022/05/05(木) 11:35:23.08

>>657
彩流社のエリオット全集の1冊だけど、いつまで経っても翻訳が出来上がらない
出版されても、文庫ではないからかなり高額だ
ハーディ全集もそうだけれど

**吾輩は名無しである** · 2022/05/05(木) 14:09:27.36

>>659
『フロス河の水車場』
市立図書館の蔵書に筑摩の世界文学大系のがあるのですよ
貸出期間が2週間で再貸出しは1回のみ
借りてきてコピーしようかと思っています

**吾輩は名無しである** · 2022/05/15(日) 09:28:27.07

ジョージ・エリオット、トマス・ハーディ、D・H・ロレンスは
イギリス文学史の重要な系譜だと思う

**吾輩は名無しである** · 2022/05/22(日) 08:26:30.12

トマス・ハーディ『緑樹の陰で』読了
田園地帯における若い男女の恋愛を描いているが、
『遙か群衆を離れて』ほどプロットは複雑ではない
初期作だけあって、まだ描写の深みはあまり感じられなかった

**吾輩は名無しである** · 2022/06/20(月) 18:17:58.51

『キャスターブリッジの市長』と『ミドルマーチ』が到着してひと月
現在再読中の『父と子』読了後に手をつけようと思います

最近読む本、ハードカバーが多くなった

**吾輩は名無しである** · 2022/06/21(火) 06:39:38.06

>>662
岩波文庫のではダメですか？

**吾輩は名無しである** · 2022/06/21(火) 06:39:38.14

>>662
岩波文庫のではダメですか？

**吾輩は名無しである** · 2022/06/21(火) 08:04:10.79

>>665
旧字旧かなでもいいのなら岩波文庫で構わない

**吾輩は名無しである** · 2022/06/21(火) 11:15:44.14

早速のご返答ありがとうございます

**吾輩は名無しである** · 2022/07/04(月) 10:00:44.41

『キャスターブリッジの町長』
読み始めました
『冷血』『父と子』を読んでいて遅くなりました

**吾輩は名無しである** · 2022/07/04(月) 10:03:50.85

「市長」ではなくて「町長」になっている

**吾輩は名無しである** · 2022/07/04(月) 10:46:06.54

どっちにも訳せるから
小説を読むと、小さな町が舞台だから、町長がふさわしいのかな

**吾輩は名無しである** · 2022/07/04(月) 11:39:35.26

切れ味の悪い翻訳です
【鮎沢訳】3頁上段後ろから7行目から

生け垣と樹木とその他の草木に縁取られ、それらの葉は、くすんで、
赤や黄色に変わる途中で枯れてゆく葉が通過するあの暗緑色の色の段階にすでに達していた。

**吾輩は名無しである** · 2022/07/04(月) 11:59:51.63

bordered by hedges, trees, and other vegetation,

which had entered the blackened-green stage of colour

that the doomed leaves pass through on their way to dingy,

and yellow, and red.

**吾輩は名無しである** · 2022/07/04(月) 12:12:27.21

アマゾンの「試し読み」から引用したのだけれど、
原書を買わないとダメかなぁ？

文学書の翻訳で「低木」とはね
「灌木」は普通だと思うのだが

**吾輩は名無しである** · 2022/07/04(月) 12:28:30.56

訂正します

鮎沢　⇒　鮎澤

「灌木」は普通だと思うのだが　⇒　「灌木」が普通だと思うのだが

**吾輩は名無しである** · 2022/07/05(火) 07:56:35.43

大阪教育図書版のタイトルは
『キャスターブリッジの町長』でなく
『キャスタブリッジの町長』になっている

**吾輩は名無しである** · 2022/07/05(火) 08:00:01.77

ハーディの文章のクセがわかってきて
(翻訳を読んでいて、こんなこと言うのもなんだけど)
読み進めやすくなってきた

なかなか面白いと思う

**吾輩は名無しである** · 2022/07/05(火) 09:16:21.55

自分は30年くらい前に新本を購入した藤井繁訳の千城版を持っている
『キャスターブリッジの市長』
翻訳は何の問題もない

**吾輩は名無しである** · 2022/07/05(火) 18:29:46.73

案外早く読了できるかもです

**吾輩は名無しである** · 2022/07/06(水) 12:49:06.69

直訳調の訳文で翻訳の出来はよくない
さっそく誤植を見つけた
訳のわからん日本語で意味不明の箇所が1頁にひとつはある

**吾輩は名無しである** · 2022/07/06(水) 12:53:11.98

ハーディの文章のクセではなくて
翻訳者鮎澤の文章のクセなんだと思う

原書が必要だな

**吾輩は名無しである** · 2022/07/06(水) 12:54:52.43

一緒に購入した『ミドルマーチ』はどうなのかな？
心配になってきた

**吾輩は名無しである** · 2022/07/06(水) 13:12:15.95

大阪教育図書は大学教科書の出版社
大阪教育図書の「ハーディ全集」は
英文学者が生涯にひとつは文学作品の翻訳書を出すべく編んだ全集だな

**吾輩は名無しである** · 2022/07/06(水) 14:30:34.04

>>681
翻訳者によって当たり外れがある
千城も女二人コンビの訳はひどかった

**吾輩は名無しである** · 2022/07/08(金) 13:09:10.13

これだけ酷い翻訳も少ないと思う
7700円と高額だから買う人間も少ないだろう

**吾輩は名無しである** · 2022/07/08(金) 13:13:07.90

「新潮文庫」「岩波文庫」「ちくま文庫」にないような作品は
敢えて読む必要はないな

**吾輩は名無しである** · 2022/07/08(金) 21:53:37.74

>>684
千城か潮の訳でキャスターブリッジを読むべきだな

**吾輩は名無しである** · 2022/07/11(月) 07:46:44.02

14章
エリザベス＝ジェインが手紙で穀物倉に呼び出される
【鮎澤訳】
倉庫は農場の庭に入ってすぐのところにあり、
人が下を通れるくらいの高さの、
干し草積み台を支える石の壇の上に立っていた。

千城版の翻訳ではどうなっていますか？
教えてください

**吾輩は名無しである** · 2022/07/11(月) 07:54:12.52

15章
ヘンチャードはダノーヴァーの農場に向かう
【鮎澤訳】
彼はダノーヴァーへ向かった。
途中、ファーフリーに追いついた。
彼らは並んで歩いたが、その間、
ヘンチャードはほとんど地面に目をやっていた。

千城版の翻訳ではどうなっていますか？
教えてください

**吾輩は名無しである** · 2022/07/11(月) 09:27:51.34

藤井繁訳・千城版
14章
「倉庫は農家の中庭にあり、
人が通り抜けるのに十分な高さの石の土台の上に建っていた。」
15章
「彼はダノーバーに向かった。途中、彼はファーフレーに追いついた。
二人は一緒に歩いたのだが、ヘンチャードは大てい地面に視線を落としたままだった。」

**吾輩は名無しである** · 2022/07/11(月) 12:55:41.88

ありがとうございます

ダノーヴァーの農場主の娘たちの使いの子供が
ファーフリーより先にヘンチャードに会ったので、
ヘンチャードのほうが先に出発したと思ったのですよ
ですから、
「途中、ファーフリーに追いついた」ではなくて
「途中、ファーフリーが追いついた」だと思ったのです

**吾輩は名無しである** · 2022/07/11(月) 12:58:04.97

千城版では
「干し草積み台」については触れられていないのですか？

**吾輩は名無しである** · 2022/07/19(火) 17:40:56.54

『ボヴァリー夫人』の影響を受けているように思う
30年後の作品だ

**吾輩は名無しである** · 2022/07/22(金) 09:39:05.46

なかなかよい作品だった
ハーディはドストエフスキー以上ではないのかと思う
悲劇だから鬱陶しくなって
読むペースが後になるほど遅くなる

**吾輩は名無しである** · 2022/07/22(金) 09:41:48.92

あと、『森林地の人びと』を加えて5作品読破しようと思うが、
1年に1作品が限度だな

**吾輩は名無しである** · 2022/07/22(金) 09:47:32.24

『遙か群衆を離れて』の登場人物が
『キャスタブリッジの町長』にも出ている

『遙か群衆を離れて』を読むのが愉しみだ
読むのは数年後になるだろうが

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 08:23:31.06

マイケル・ヘンチャードとリチャード・ニューソンは穴兄弟(スーザン)
マイケル・ヘンチャードとドナルド・ファーフリーも穴兄弟(ルセッタ)

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 08:30:51.11

マイケル・ヘンチャードはスーザンとルセッタの処女を頂いた
リチャード・ニューソンはマイケルのお古(スーザン)を女房にした
ドナルド・ファーフリーもマイケルのお古(ルセッタ)を女房にした

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 08:35:17.92

マイケル・ヘンチャードと妻スーザンとの間にできた娘がエリザベス＝ジェインⅠ
リチャード・ニューソンと内縁の妻スーザンとの間にできた娘がエリザベス＝ジェインⅡ

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 08:41:19.38

ドナルド・ファーフリーの前妻はルセッタ・テンプルマン
ドナルド・ファーフリーの後妻はエリザベス＝ジェイン・ニューソン

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:01:07.22

悲劇はマイケル・ヘンチャードの不誠実さに起因する
①妻を売るという行為がなされなければ悲劇は起きなかった
※妻を売るという行為で法的に婚姻関係が解消されたかどうかは不明
②積極的かつ誠実にルセッタに対応していたならば悲劇は起きなかった
ルセッタを正式な妻とすることはできたのだろうか？
※「重婚」にならないのかね？

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:08:54.05

マイケル・ヘンチャードに学があれば事業は破綻しなかっただろう
ドナルド・ファーフリーを迎え入れる必要はなかった
スーザンも学がなかった

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:15:32.17

マイケル・ヘンチャードは学はないが、それほど性悪でもないだろう
スーザン、リチャード・ニューソン、
ルセッタ・テンプルマン、ドナルド・ファーフリー、
エリザベス＝ジェイン・ニューソンらは誠実な人間と言えるだろう

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:22:40.95

マイケル・ヘンチャードのような人間が現実社会にいるよね
他人の人生の「肥やし」にしかならない人間が
人格上のちょっとした欠陥が3人の女を不幸にした
①スーザン
②エリザベス＝ジェインⅠ
③ルセッタ・テンプルマン

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:30:04.69

人間は他人の内面を正確に知ることはできない
マイケル・ヘンチャードはドナルド・ファーフリーを理解できなかった
エリザベス＝ジェインⅡもマイケル・ヘンチャードを理解できなかった

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:36:08.73

スーザンやルセッタの
マイケル・ヘンチャードに対する欺瞞も許容範囲のものだろう
マイケルの処世における詰めの甘さが招いた欺瞞だ

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:43:02.25

『ボヴァリー夫人』は3人
①ボヴァリー医師の母親
②ボヴァリー医師の前妻
③ボヴァリー医師の後妻エンマ
『キャスタブリッジの町長』は2人
①マイケル・ヘンチャード
②ナルド・ファーフリー

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:44:22.26

『ボヴァリー夫人』は3人
①ボヴァリー医師の母親
②ボヴァリー医師の前妻
③ボヴァリー医師の後妻エンマ
『キャスタブリッジの町長』は2人
①マイケル・ヘンチャード
②ドナルド・ファーフリー

**吾輩は名無しである** · 2022/07/28(木) 09:54:16.34

『ボヴァリー夫人』も『キャスタブリッジの町長』も自然主義文学の作品
フローベールは詳細な描写をするが、ハーディはそれ以上だ
ハーディの心理描写はしつこいくらいだ
読んでいて『キャスタブリッジの町長』は疲れた

次は『帰郷』に挑戦しようと思う
たぶん来年だな

**吾輩は名無しである** · 2022/07/30(土) 08:37:02.14

キャスタブリッジのモデルの町ドーチェスターを訪れたいと思う
町長の邸宅とかホテルが残っているらしいね

**吾輩は名無しである** · 2022/07/30(土) 15:26:34.47

最初は「唐松、樅」だったのに
次からは「カラマツ、モミ」
下訳者が異なるからかな？

**吾輩は名無しである** · 2022/07/30(土) 15:31:13.23

『旧約聖書』の知識がなければ理解できないところがある
『シェリー詩集』も見なければならない

**吾輩は名無しである** · 2022/08/03(水) 10:15:04.57

今年は『緑樹の陰で』を読んだ
来年は『青い瞳』を読む

**吾輩は名無しである** · 2022/08/03(水) 14:42:35.93

いま読んでいる『狩場の悲劇』のあと、
『ミドルマーチ』(大阪教育図書)『フロス河畔の水車場』(彩流社)、
来年早々に『帰郷』『ジュード』を読む予定

**吾輩は名無しである** · 2022/08/03(水) 14:55:24.21

余力があれば、『ポータブルフォークナー』も読む。
未読分だけね。

**吾輩は名無しである** · 2022/08/04(木) 09:27:27.50

英文学は日本人の肌に合っていると思うよ

**吾輩は名無しである** · 2022/08/04(木) 14:48:35.94

すごいね

**吾輩は名無しである** · 2022/10/09(日) 08:51:45.25

帰郷

**吾輩は名無しである** · 2022/10/09(日) 10:18:40.63

予定は未定
『ハック・フィンの冒険』読んだので
『ミドルマーチ』読まずに『フロス河畔』を読み始めた
『帰郷』『ジュード』着手は来年の4月頃になるな
『ジュード』を先に読みたい気になってきた

**吾輩は名無しである** · 2023/01/29(日) 19:25:35.74

恋の霊ある気質の描写（ルリユール叢書）トマス・ハーディ（著）, 南協子（訳）税込：3,520円
出版社：幻戯書房
発売日：2023/02/28
ISBN：978-4-86488-268-2

**吾輩は名無しである** · 2023/02/18(土) 10:43:57.12

帰郷
日陰者ジュード
この2作は必読だね

**吾輩は名無しである** · 2023/03/20(月) 15:55:55.14

必ず読むからさ
わからないところあったら教えてよ

**吾輩は名無しである** · 2023/05/23(火) 16:56:13.36

気分転換のために『大いなる遺産』(新潮文庫)を読み始めた
翻訳文は流暢で素晴らしいが、意訳が多すぎる
翻訳者の解釈は最小限にしてもらいたい
岩波文庫の方が数段上だと思う

**吾輩は名無しである** · 2023/06/06(火) 23:27:38.96

新潮文庫のフランケンシュタインは原文にない尾ひれをいろいろつけて訳文長くしてるからな
でもああいうのが今の読者にはわかりやすくていいらしい

**吾輩は名無しである** · 2023/06/07(水) 07:12:44.89

直近2つのレスがハーディと無関係だ
今年は秋に『青い瞳』を読む予定だ

**吾輩は名無しである** · 2023/06/07(水) 09:55:32.06

凄いね

**吾輩は名無しである** · 2023/06/07(水) 09:57:58.87

ハーディ作品は暗い
続けて読むことは無理
鬱になる
間にジェイン・オースティン作品を挟むべきだと思う

**吾輩は名無しである** · 2023/06/07(水) 09:59:44.51

色々ご教示を受けたから
5大長篇はなんとしても読了する
オレの能力の限界だな

**吾輩は名無しである** · 2023/06/07(水) 15:53:45.45

スレチだけれど勘弁
『ピクウイックペーパーズ』『リトルドリット』『骨董屋』を入手
萌書房の全集では比較的早くに『ハードタイムズ』が出るみたい
『互いの友』はまだまだ先らしいね

**吾輩は名無しである** · 2023/06/07(水) 20:57:40.47

>>728
ディケンズのスレッドがあるじゃないか

**吾輩は名無しである** · 2023/07/05(水) 09:30:25.85

ポランスキーの「テス」を数十年ぶりに見た
すぐれた文芸映画という評価はかつてと変わらない
この映画のレビューにキリスト教徒と異教徒の闘いとあって
なるほど、そうかと腑に落ちた
だから作者はテスに殺人をさせたわけだ
かつてハーディの小説を読んだときも、この殺人とテスの性格が
そぐわないという違和感があったが、これで納得した

**吾輩は名無しである** · 2023/07/05(水) 13:29:04.27

はひふへハーディ

**吾輩は名無しである** · 2024/01/10(水) 06:37:15.56

千城出版のハーディ作品集に、瀧山訳の森に住む人たちというのと、藤井訳の森林地の人々という2つの訳があるのはなぜ?
瀧山訳に問題があったから改訳したとか、なんか情報あったらよろしく
ついでにどちらの訳がよいかも

**吾輩は名無しである** · 2024/01/10(水) 08:27:31.97

>>732
千城の瀧山・橘訳は販売するのがおかしいほどの酷いシロモノ
藤井訳は無難で問題ない

**吾輩は名無しである** · 2024/01/10(水) 16:03:12.22

>>733
ありがとう
しかし、瀧山氏って一応文学博士でしょ
そんなひどいとは、全くもって学者はピンからキリだね
藤井訳を購入します
全集版はどうなのだろう?
あと、詩集だと誰の訳がお勧めですか?

**吾輩は名無しである** · 2024/01/13(土) 16:00:54.12

とっつあん、韻文を翻訳で読んでどーするの？

**吾輩は名無しである** · 2024/01/13(土) 17:34:39.88

うるせえな
翻訳で詩を読む自由を邪魔するな、タコ
英語を読める大江だって翻訳で詩を読んだんだぞ

**吾輩は名無しである** · 2024/01/13(土) 19:16:39.71

乱暴な言葉遣いだね
そんな感性で韻文を読んでどーするのオッサン？

**吾輩は名無しである** · 2024/01/13(土) 23:13:42.74

>>737
テメエの言葉遣いが悪いのを棚にあげてんじゃねえ
丁寧な人間には上品に応対するのがわがモットーだ
気をつけろ、タコ

**吾輩は名無しである** · 2024/01/14(日) 09:34:42.77

韻文を翻訳で鑑賞する低能ｗ
中卒かよボンクラｗ

**吾輩は名無しである** · 2024/01/14(日) 09:38:07.27

不潔な古本で文学作品を読む感性と相通ずるものがあるなオッサンｗ

**吾輩は名無しである** · 2024/01/14(日) 09:44:06.28

ハーディ全集は大阪教育図書から出ている
非常に造本がよい全集だ
翻訳に多少難がある場合でも原書を参照すればいいだけ
1冊8000円するからブルジョワ向きだけどね
オッサンには無理だね

**吾輩は名無しである** · 2024/01/14(日) 13:59:54.73

ハーディ全集は必要に応じて買っている
5、8、11、13巻を持っている

**吾輩は名無しである** · 2024/01/23(火) 10:01:33.90

千城のfar from the madding crowdの題名の訳がおかしい。
「狂おしき群れを離れて」となっている。この「狂おしき」について２点指摘したい。
第１に、文語を用いるなら「狂ほしき」（狂ほしの連体形）とすべきだろう。
第２に、口語で考えるならば、「狂おしい」（狂おしいの連体形）となろうが、狂おしいの用法は、狂おしいまでの情熱、狂おしい気持ちというように、狂おしい（気が違いそうなの意）＋心情で用いる。
例えば、狂おしい心にある群衆、群衆は狂おしい怒りを持っている、なぞである。
「狂ほしき群れ」「狂おしい群れ」なぞという国語表現はない。「気が違いそうな群れ」と言い換えれば誤用に気付こう。
　訳者は、あからさまに「狂った群れ」とするのを憚ったのだろうが、とんだへまをしたわけだ。そもそも国語では「狂気の群衆」「狂乱の群衆」なぞという表現は取らないので、「正気を失った群衆」「正気でない群衆」というように否定もしくは否定的な表現を好む。
が、それはともかく、かかる中学生以下の国語力、読まずとも中身のレベルは知れる。訳者は大学教授であろうか、笑止千万、中学生以下の学生相手なら納得もできるが。

**吾輩は名無しである** · 2024/01/23(火) 10:16:47.82

>>743
その訳本を持っているが、ひどい翻訳だ
英語を習いたての中学生レベルの日本語訳文だ
まあ発行部数が少ないから被害者はあまりいないだろう
幸い角川文庫を持っていて、そちらはきちんとした翻訳だ
全集の訳は知らない

**吾輩は名無しである** · 2024/01/23(火) 10:17:43.64

>>743
その訳本を持っているが、ひどい翻訳だ
英語を習いたての中学生レベルの日本語訳文だ
まあ発行部数が少ないから被害者はあまりいないだろう
幸い角川文庫を持っていて、そちらはきちんとした翻訳だ
全集の訳は知らない

**吾輩は名無しである** · 2024/01/23(火) 11:09:13.44

>>744
わたしも高畠文夫先生の訳は良いと思う
題名の遥か群衆を離れては、恐らく宮島新三郎の「遥かに狂乱の群れを離れて」から映画会社が短縮して命名したのだろうけれども、仰々しくないので良いと思う

**吾輩は名無しである** · 2024/01/27(土) 13:12:10.47

ハーディ全集は買う気もないし、それを読む気もしないのだけれど、千城で選集のようなものが出版され、またぞろ翻訳を出すのは、内輪向けなのだろうか?
みすず書房でブロンテ姉妹やEMフォースターが出版されたり、オースティンも大島先生ほか良訳があるとして、わたしは現在ではハーディはやはりそれらの作家より評価は低いと見ている。
主要な小説は文庫で出ていて、絶版でも古書なら全集より安く、かつ良訳だと思う。
わたしは、それで十分で、少なくとも千城のように英文学者の恥をさらし、ハーディの価値をいたずらに下げるようなことは良くないと考える。

**吾輩は名無しである** · 2024/01/27(土) 13:43:53.84

千城はもう存在しない出版社
いまさらどうこう言ってもしょうがない

**吾輩は名無しである** · 2024/01/27(土) 15:11:19.89

弱小出版社の翻訳本はそれなりのものが多い
校正部員が少ないのだろう
読むにあたっては原書を座右におきながらでないとダメ

**吾輩は名無しである** · 2024/01/27(土) 15:13:47.58

荻野訳『ミドルマーチ』は最悪
誤訳、誤植のオンパレード
読んでいると眠くなる

**吾輩は名無しである** · 2024/01/27(土) 15:21:51.77

ハーディの全作品制覇なんてやる意味あるのかね？
4大長篇か5大長篇を読めば充分だと思うが

**吾輩は名無しである** · 2024/01/29(月) 12:25:08.87

>>751
わたしも同感だな、テス、ジュード、帰郷あたりの3作くらいと短編で十分で、それ以上はほかの作家読むかな

**吾輩は名無しである** · 2024/01/30(火) 08:30:51.74

あまり読まれてないが、『キャスターブリッジの市長』も名作
長編は4つ読んでおけば大丈夫
それ以外の長編はあまりよい出来ではない

**吾輩は名無しである** · 2024/01/31(水) 01:53:43.61

遥か群衆を離れては何度も映画化されてるな

**吾輩は名無しである** · 2024/01/31(水) 13:44:59.23

NHKBSPで放映したのを録画した
だが、まだ観てはいない

**吾輩は名無しである** · 2024/02/01(木) 08:24:06.19

ジュリー・クリスティ主演の映画、DVDを持っている
テレンス・スタンプ、ジョン・フィンチ、アラン・ベイツ
豪華キャストだ

**吾輩は名無しである** · 2024/02/01(木) 17:08:51.03

ところで、テスなぞを読むと、ときに自然描写に紅葉の筆致なぞなぞってみたりし、まあ楽しいところもあるのだが、テスとエンジェルとのやり取りなぞはあの時代には焦らして焦らしてという感じで、今では通俗的に見える
で、19世紀にテスが不道徳とされたとして、わたしのさらなる疑問は、エンジェルがオナニーをしなかったかに尽きる
さすがに、エンジェルがオナニーに狂ったか夢精でもしたら当時の女性読者は拒否したろうが
つまり、女性読者はエンジェルを想像してオナニーしていたに違いないと思うのだ
皆さん、どうだろうか?

**吾輩は名無しである** · 2024/02/03(土) 05:05:22.52

>>757
申し訳ない、投稿を修正すると、エンジェルは搾乳場でテスに欲情をもってオナニーをしたはずで、それを匂わす描写がないけれども
搾乳場の女たちは、まちがいなく床についてからオナニーしているように匂わす描写はある
と見ますがどうでしょうか?

**吾輩は名無しである** · 2024/04/30(火) 13:41:03.67

torinokaraage

**吾輩は名無しである** · 2024/04/30(火) 16:47:17.09

じゅーど