戯曲総合スレ
戯曲全般について語るスレです。 リクエストがあったので、たてました。 トーマス・ベルンハルトの戯曲はちと面白かったのお。 戯曲の主体は会話だから小説家の独りよがりはそこでは通用しない オイデイプス王、コロノスのオイディプス、アンティゴネー、ハムレット、リア王、マクベス、お気に召すまま 十二夜、テンペスト、いやいやながら医者にされ、人間嫌い、アルルの女、桜の園、三人姉妹、夜の来訪者 孤児のミューズたち、欲望という名の電車、サロメ、セールスマンの死、アンネの日記(戯曲版)、日本の現代戯曲6つ あとなんか一つ読んだけど名前忘れた、計27作品 言い訳をすれば小説映画漫画音楽絵画観劇落語漫才短編アニメと手を広げすぎて戯曲はこれぐらいしか読んでねーんだよな このままじゃいろいろと示しがつかねえから下宿先に持ってきてる戯曲37作品を7月に入るまでに読破してやるよ 溜めてる映像も全部見たいけど時間ないかな >>8 >このままじゃいろいろと示しがつかねえから下宿先に持ってきてる戯曲37作品を7月に入るまでに読破してやるよ 謹んでお願い致します 芝居の台本と映画の脚本は違う 前者は言葉が場面を作り、後者は場面が言葉を作る だけどまあ、芝居的な映画はあるヒッチコックの「ロープ」とかホークスの「ヒズ・ガール・フライデー」とか お喋りか寡黙かは劇作家としての資質に影響あるのだろうか 半ば自己防衛的に寡黙な劇作家を調べてみたら、イプセン、ベケット、ルナールがでてきた ストリンドベリの「幽霊ソナタ」を読んだ。美香はこれを詰まらん戯曲だ、って言ってたがそうでもないだろ。 そりゃストリンドベリ一流の過激さを求めるならばいささか肩透かしな作品かもしれんし、オカルト要素を見れば半端な代物かもしれんが、 ここには強い言葉がある。冒頭にヒヤシンスを置き、それを後半側に回転させて来る手法は見事なものだし、 系図詐称の大佐、ミイラ、黙したまま動かない娘、全てを暴こうとして首をつってしまう老人、全てがグロテスクながら最後に一筋の光が残るあたり凡庸な戯曲ではない。 老いた世代は崩壊していくが、若い世代も同様に崩壊していく。残るのただ因襲だけだ。崩壊を見せないためようにするものが「日本製の屏風」であることも絶妙だろう。 こまごまとした表現力の鋭さがある。 「ぼくは太陽を見た、 隠れたものを見た、 播いた種は刈らねばならぬ、 善をなす者は祝せられる、 怒りの行為に悪をもって応えるな、 奪うときも親切を忘れるな、 悪をなさぬものは恐れを知らない、 無垢は善だ」 ストリンドベリ的標語である。目標にしたいものだ。 ストリンドベリ「幽霊ソナタ」は現代ではちと古いが重要な作品ですのお。 ふぉっふぉっふぉっ。 想像力、記憶力、観察力 この3つのうち一つでも非常に優れた物を持っていたら優秀な劇作家になる資質があるらしい もちろん一概にいえたわけじゃないが 観察力というのはこの3つの中では後天的なところが大きい気がする もちろん駄目な人は駄目だろうが 平田オリザの演劇論に感銘して、この人頭いいなーって思ったんだけど この人変な形で政治に関わってんだよな 好奇心旺盛なのは察しがつくけど、政治に関わると胡散臭くみられるって思わなかったのかなー 海外では路上でアマが芝居をやったり朗読したりするところもあるらしい 文化が違うなー、日本の下手なことができない、揚げ足取りの精神はホントに大嫌い えっ?渋谷とか吉祥寺とか歩くとド下手糞な歌歌ってる若者がたくさんいるぜ? 俺のいるところの役者さん、演劇を愛しすぎ それは素晴らしいことだが温度差のある自分が申し訳なくなるな 俺みたいな奴が集団を腐らせるのかなーなんて思うと自己嫌悪する アントン・チェーホフの「煙草の害について」ってどの本の何巻に載ってる? 揚げ足とりの連中はほんとに馬鹿ではあるな。正確な知識を並べ立てることだけが文学を読むことだ、と勘違いしているようだ。 新国立劇場『朱雀家の滅亡』、2011年9月20日〜10月10日 「エウリピデスの『ヘラクレス』をベースに、太平洋戦争末期のある華族の滅亡を描く三島由紀夫晩年の名作を上演 新国立劇場演劇公演 2011/2012シーズンオープニングに 三島由紀夫作『朱雀家の滅亡』 昨年、演出家の宮田慶子が新国立劇場演劇芸術監督に就任し、話題の作品を次々と世に送り出した。そしていよいよ、二年目となる2011/2012シーズンがスタートする。 2011/2012シーズンオープニングには"日本的なる美"を探究していく3作品連続上演「【美×劇】−滅びゆくものに託した美意識−」を企画。 その第一弾として、宮田自らが演出を務める、三島由紀夫・作『朱雀家の滅亡』が上演される。 本作は、三島晩年の名作。美しく滅びゆく、ある華族の物語。舞台は太平洋戦争末期の、長年天皇家に仕えてきた名門侯爵家・朱雀家。 国家や天皇への忠誠を貫くため息子を戦地へ送り出す男と、それへ真っ向から挑んでいく女たちの価値観がぶつかり合い、各々が葛藤する様を生々しくシャープに描き出す。 観劇はめちゃくちゃしたいんだけど金がホントにねえんだよな まあねえ。金があるならもっと見たいですよ。でもそれも不可能ですし。どうすればいいんですかね。 回転人魚読んだ 野田秀樹の戯曲って本人が演出しないと面白くないかもなあ 鋭いセンスで舞台を飾るからこそ「戯曲の想像力」が映えるわけで 凡百では意味も分からず観客を呆れさせるだけかもな T・ウィリアムズのガラスの動物園読んでる 序盤からけっこう面白い 昔は山海塾とかエト・イン・テラ・パックスとか万有引力、大人計画他色々、 見に行ってましたけど、最近はとんとごぶさたです。 戯曲とかも読んでないなあ。シャイクスピアを数冊読んだ程度。 ガラスの動物園読み終わった 私的にセールスマンの死とかぶるところがあるなと思ったんだけど、 ガラスの動物園の露骨さや重苦しさがどうも肌に合わないから どちらかというと後者の方が好きだ >>39 セールスマンの死の方が重苦しく感じたな ガラスの動物園はキスシーンみたいな甘さもあった あっちは病的な回想 戯曲かあ。 シェイクスピア、モリエール、ショー、ベケット、ワイルドなどで数冊、 それにシラノを読んだことあるくらいで、佳く知らない領域だな。 小説作家がしばしば戯曲から名言(っぽいの)を引用して文彩を添えたりしているけど、 物書き、本読みなら戯曲にも少なからず精通しているもんなのかねえ。 観劇なんかもしちゃったり、 オペラグラス買わなきゃ かってヨーロッパには上流階級というものが御座いましてね。 彼らの為すことゆく場所というのはたった一つのリストで表せるような決まり切ったもので御座いましたが、その中に「劇場」が御座いました。 早川演劇文庫を全部持ってるがほとんど読んでない 戯曲ってどれが面白いのか指針がわからず困る カルデロンとネストロイとかどんどん出してほしいんだけどなー ここまでブレヒトの名前が上がらない、・・・ ブレヒト戯曲全集も積ん読に入ってるんだよねえ 明日神保町に行こうと思ってたのに天気悪そう 戯曲は台本みたいなバサバサした装丁の方が読みやすいね 「楡の木陰の欲望」だがなかなかじとっとした戯曲だなあ。 田舎の人間関係なんてこんなものなのかもしれないが。 ハーディーがじとっとした作品傾向があるから >>51 > 「楡の木陰の欲望」だがなかなかじとっとした戯曲だなあ。 > 田舎の人間関係なんてこんなものなのかもしれないが。 「レーゼドラマの勇」と書くとかっこいいが、要するに売れなかった戯曲だよ。 ミュッセ君。 戯曲は読むよりみてみたい 名作DVDとかないのかな >>59 行きたいけど貧乏なのだ! 繰り返しみたい場面や仕種もあったりね エヴゲーニイ・オネーギン ゴドーを待ちながら 検察官 このあたり、みたいなあ 演劇でもいいんだ 俳優さんが歌おうが踊ろうが話そうが、その微細な仕種や抑揚が楽しいんだもん ここまで、ハロルド・ピンターの話題がないのが不思議 戯曲って苦手だったけどチェーホフとT・ウィリアムスはおもしろかった ベケットも読んでみたい 戯曲のあらすじを沢山収録しているガイドブックみたいな本ってないですか? オペラ、狂言、能、歌舞伎や映画なんかは、そういう本があるんですが・・・ >>68 ネットはもう調べたので書籍でお願いします シェークスピアの悲劇みたいに 日本の昔の大名とか武士の復讐や陰謀を描いた戯曲家いないの? みんなギリシャ悲劇読んでる? まだ数作品しかよんでないけど、エウリピデスは 最 高 古代ギリシャすげえよな。古典ギリシャ語やろうかな ドイツ現代戯曲選シリーズを読んでいたのだがイェリネクがイミフすぎる 幻想綺譚クロノ・メビウス(『エクセル戯曲』)は、戯曲の一種と考えていいの? 欧米露あたりの戯曲を大雑把にストーリー概要レベルで主要なものを網羅したいんですけどどうしたらいいですかね? 佐伯 隆幸(1941年2月15日 - 2017年1月21日) 著書 『異化する時間 演劇論集』晶文社, 1973年 『「20世紀演劇」の精神史 収容所のチェーホフ』晶文社, 1982年 『最終演劇への誘惑』勁草書房, 1987年 『現代演劇の起源 60年代演劇的精神史』れんが書房新社, 1999年 『記憶の劇場・劇場の記憶 劇場日誌1986-2000年』れんが書房新社, 2003年 翻訳 アリエル・ガンスブール『ポール・ニザンの生涯〜ポール・ニザン著作集 〜別巻1』晶文社 1975年 『道化と革命太陽劇団の日々』編訳 晶文社, 1976年 アウグスト・ボアール『被抑圧者の演劇』里見実・三橋修共訳 晶文社, 1984年 ベルナール=マリ・コルテス『コルテス戯曲選』石井惠共訳 れんが書房新社, 2001年 クリスティアン・ビエ, クリストフ・トリオー演劇学の教科書』日本語版監修 国書刊行会 2009 オリヴィエ・ピィ『お芝居』れんが書房新社 2010 コレクション現代フランス語圏演劇 ルック・ファン・デン・ドリス,ハンス=ティース・レーマン,ヤン・ファーブル,ミエト・マルエンス,ルネ・コプライ 『ヤン・ファーブルの世界』高橋信良,石井惠,堀切克洋共訳 論創社 2010 エレーヌ・シクスー『偽証の都市、あるいは復讐の女神たちの甦り』高橋信良共訳 れんが書房新社 2012 コレクション現代フランス語圏演劇 ベルナール=マリ・コルテス『コルテス戯曲選 2 西埠頭/タバタバ』れんが書房新社 2013 コルテス『黒人と犬どもの闘争―プロローグ (コルテス戯曲選)』西樹里共訳 れんが書房新社 2016 人生は夢 捨てられた女が、他人の力で捨てた男とヨリを戻して満足する という凄まじい話でした 380 Plays of the World Translated into Japanese in 1930 『世界戯曲全集』内容一覧(詳細版) (May 23, 2016) http://gengobunka.web.fc2.com/detailedsekaigikyoku.html トム・ストッパード(4)アルカディア(ハヤカワ演劇文庫43) トム・ストッパード (著), Tom Stoppard (著), 工房はやし (イラスト), 谷岡 健彦 解説 (その他), 小田島 恒志 (翻訳) 出版社: 早川書房 (2018/2/20) 著名な詩人バイロンが長逗留している、19世紀の英国貴族の屋敷。 そこには、魅力的な女主人、天才的頭脳の令嬢、皮肉な家庭教師、 三流詩人と浮気な妻、大佐、執事と庭番などあらゆる人間の織り成すカオスな関係が渦巻く――。 ある時、屋敷の庭園の設計図に、トマシナは何の気なしに書き込みをしてしまう。 その行動が、約200年の時を経た世界に大きな波紋を広げることになる。 現代のバイロン研究者らはその謎を解き明かせるのか。 はたして決闘で死んだのは誰? 隠者の庵で終生過ごしたのは? トマシナの書き残した理論の意味は? 同じ屋敷を舞台に、二つの時代の人々のドラマが交錯し、ある思いもかけない「真実」を浮かび上がらせる。解説/谷岡健彦 過疎みたいですね、ここ 俺は精神医学のナルシシズムの分析から戯曲を読み始めたけど、何ていうか、名だたる作品はやっぱり凄いよ 人間の意識の物語はず〜っと昔から不変であることを教えて貰った 個人的にはイプセンの作品が好き ロロ・メイがペール・ギュントの分析と解釈やってたけど素晴らしいものでした EU離脱派:オムレツがほしい EU残留派:いいだろう。でも卵はない 離脱派:あるとも。そこにある(ケーキを指差す) 残留派:ケーキの中じゃないか 離脱派:だからケーキの中から出してくれ 残留派:その件については1975年に投票してケーキに入れることにしたじゃないか(イギリスのEU加盟の国民投票のこと) 離脱派:ああ、でもそのケーキには飾りのアイシングがついてる。だれも最初にそう言わなかったじゃないか。 残留派:アイシングはいいものだ 離脱派:そして干しブドウまで。私は干しブドウは嫌いだ。干しブドウが入ってるなんて聞いてない。投票はやりなおしだ (デーヴィッド・キャメロン首相登場) キャメロン:ふむ (キャメロン首相が逃走) 離脱派:で、私のオムレツは? 残留派:いっただろう。ケーキの中だって 離脱派:じゃあ、はやく取り出せよ EU:それはわれわれのケーキだ ジェレミー・コービン労働党首:そうだ。取り出せ 残留派:どうやって取り出すかなんてわからない。お前らは知っているのか? 離脱派:もちろんだとも。ただとりだして、オムレツをつくればいいんだ 残留派:どうやって!? お前ら、ちゃんと考えてるんだろうな? 離脱派:妨害だ!卵への侮辱に等しいぞ。ケーキに入る前にオムレツは作れたんだから、ケーキに入ったいまからでも作れないこともあるまい テレサ・メイ首相: いいでしょう、わたしならできます 残留派:どうやって? テレサ・メイ首相:ケーキから卵をとりのぞく投票がおこなわれましたので、卵はすみやかにケーキから取り出されるのです 残留派:っていうけど… 離脱派:まって、ケーキから卵をとりだせたとして、ケーキはもうもらえないということ? 気に入らないところはあるけど、ケーキがいらないわけではないんだ。 EU:それはわれわれのケーキだ 残留派:でもケーキから卵をとりだしたら、もうケーキはなくなるぞ 離脱派:いや、そんなことはない。ベイクオフ(料理コンテストの番組)でみたんだけど、卵なしでもケーキはつくれる。ただマズいだけだ 残留派:いいだろう。卵をとりだしてみなよ。なにがおきるかみてみよう 離脱派:卵を取り出すのはわれわれの責任ではない。はやくしろよ 残留派:なんで分子レベルでケーキと融合した卵をケーキを台無しにせずに取り出す方法をわれわれが考えないといけないんだ? 離脱派:君たちが選挙で負けたからだ。いいわけなしだ テレサ・メイ首相:ところで、これについてタイマーをスタートさせたから 残留派:つまりあなたには計画があると? テレサ・メイ首相:ちょっと待ってて。選挙があるので 残留派:ジェレミー、君はなんとかするつもりはあるのか? ジェレミー・コービン:うん、いや、もしかしたらね EU:それはわれわれのケーキだ 離脱派:私たちのオムレツはどこだ。オムレツがほしいと投票で決まったはずだ 残留派:馬鹿げてる。うまくいくはずがない。もう一度投票をすべきだ。あるいはケーキを台無しにせずに卵を取り出す方法がわかるまで、いったんタイマーを止めよう 離脱派・メイ・コービン: 投票はもう終わったんだ!妨害はやめて国民の意思を尊重しろ!エグジット(egg とのシャレ)といったらエグジットなんだ! 残留派:いいよもう、フランスに引っ越す。あっちのほうがケーキはうまいしね 離脱派:駄目だ、EU内の自由移動の権利を剥奪したから h t t p s : / / n o t e . m u / m e h o r i / n / n 0 e a a 4 9 a f b d 2 1 戯曲作品、文芸誌に定期的に載るけどあんま語られない印象 フジテレビヤングシナリオ大賞 これまで、坂元裕二、野島伸司、信本敬子、橋部敦子、尾崎将也、浅野妙子、野木亜紀子、倉光泰子らを輩出してきた。 >>104 トム・ストッパードの事を語りたいのかな? すまないが彼の戯曲は読んだ事がなく、映画で知っているくらい。ノーベル賞貰ってもいい人のようにも思うが。 ユージン・オニールが今年で没後70年で著作権切れ。あれって誕生日までなの?だとすれば、11月までは切れないけど。 来年は岸田国士 三年後はブレヒト といっても パブリックドメイン化が 没後五十年から七十年に延長される前に 一回切れてるから どうなんだろ 岸田国士の文章は青空文庫載ってるよ シナリオは時々読んでいるが戯曲は最近読んでいないな。最後は多分オスカー・ワイルドの『サロメ』 なんかさ、笑わなきゃってプレッシャー感じることあるよね? 『ユリイカ 詩と批評 特集:山田太一』(2024年4月号、青土社) 山田太一はキャリアのほとんどがテレビドラマのシナリオでしょう read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる