ミラン・クンデラ

1吾輩は名無しである2012/03/02(金) 16:18:13.02
いつの間にかなくなっていたので立てました
ていうか新刊が出てたの今知った

146吾輩は名無しである2015/04/23(木) 02:07:25.91
もう出てるんだ
明日買いに行こ

147吾輩は名無しである2015/04/26(日) 01:56:33.61
クンニデラ

148吾輩は名無しである2015/04/27(月) 01:32:37.80
ミラン・クンニデラ

149吾輩は名無しである2015/05/05(火) 15:38:50.29
吉行の闇のなかの祝祭を思い出した

150吾輩は名無しである2015/05/05(火) 17:23:31.52
クンニデラ、クンニデラ

151吾輩は名無しである2015/06/01(月) 21:31:27.38
無意味の祝祭 ミラン・クンデラ著 人生の本質めぐる哲学的な笑劇
(作家 堀江 敏幸)
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO87196690T20C15A5MY6001/

重さとの対比を拒む一つの現象としての、絶対的な軽み。
空気のように触知できないものではなく、たしかな手触りとしての軽みとでも評するべきか、
自然のなかで舞い落ちる鳥の羽根というより、いわば知性でつくられた羽毛布団の破れ目から飛び出して、
ふわふわと宙に舞っている和毛(にこげ)の感覚だ。

母国チェコを舞台とした前作『無知』から十数年の時を経てもたらされた『無意味の祝祭』は、
フランス語で直接書かれた四作目の小説である。

全体の緩い印象を裏切るような、七部からなる構造への目配りは相変わらずで、
語りは無意味という主題をめぐって、優雅で哲学的な笑劇、
もしくは遁走曲(とんそうきょく)のかたちで展開していく。

152吾輩は名無しである2015/06/01(月) 21:33:31.63
六月の朝、パリのリュクサンブール公園で、ふたりの人物が出会う。
公園内の美術館で開かれているシャガール展を観(み)ようとして、
そのたびに長蛇の列に嫌気がさしている老ラモン。
彼の元同僚で、心配していた癌(がん)の疑いがなくなり、上機嫌でおなじ園内を歩いていたダルドロ。

ところがダルドロは、自分は癌なのだとラモンに「無意味」な嘘をついてしまう。
作者自身もわからないととぼけてみせるこの嘘から、人物と人物の影踏みのような流れがはじまる。

ラモンがダルドロに斡旋(あっせん)したパーティ、つまり祝祭の差配業者シャルルの家に置かれていた
フルシチョフの回想録の、「二十四羽のヤマウズラ」を語るスターリンの逸話が遁走の手助けをする。

権力者の嘘を嘘と指摘できないこと。
あるいは、冗談を冗談と認識できないこと。
独裁体制におけるユーモアの欠如は、軽薄ではない知性を奪い去るのだ。

宴のあと、ラモンはダルドロに、「無意味とは人生の本質なんだよ」と諭す。
「残虐行為、血腥(なまぐさ)い戦闘、最悪の不幸といった、だれもそれを見たくないところにさえも無意味は存在する」。

無意味は無気力や無責任とはちがう。
過剰な意味を過剰と認識しないまま押しつけて悦に入っている者の愚を、
やさしく、戦闘的にではなく暴き立てる、真の知性の武器である。

かつてクンデラは、小説論とも言える『カーテン』のなかで、
入念なストーリー展開に対する義務感の蔓延(まんえん)を独裁政治下の空気に重ねていた。

ストーリーは小説を窒息させる。
意味を持たせないことで意味を悟らせなければならないのだ。
登場人物を愛し、人生を愛し、スターリンを笑う力がそこから生まれる。

これはなにも小説だけの話ではない。いまの私たちに最も有益な助言のひとつであろう。

153吾輩は名無しである2015/06/07(日) 12:41:12.62
岩波の「冗談」読んだら、本当に西欧的にすっきりしてしまっていて
昔の印象とだいぶ違った。こんなはっきりした話だったっけ? 元の味が消えた感じもあり、
みすず版を読み直してみようと逆に思った。
自分の記憶も「生は彼方に」あたりについてのそれと混ざってる気もするし

154吾輩は名無しである2015/06/11(木) 20:03:51.84
スターリンとカリーニングラードの話しか頭に残らんかったな

155吾輩は名無しである2015/07/12(日) 10:47:54.64
>>153
若い頃の作品に手を加えると、スマートにはなるが、ごつごつした荒削りの魅力が消えてしまう。
作家本人であっても。時間を経た作品に手を突っ込むべきではないと思う。

156吾輩は名無しである2015/08/09(日) 20:41:33.00
ナボコフとクンデラが岩波文庫にともに入る時代になったか。

157吾輩は名無しである2015/08/09(日) 20:46:53.13
笑えるのがクンデラのいいところ

158吾輩は名無しである2015/08/18(火) 22:25:02.08
>>155 153 132 その他

http://www.lecture-ecriture.com/6665-La-Plaisanterie-Milan-Kundera

原文のチェコ語に手を加えた訳じゃないよ。
最初の仏語版の訳者が原文の文体を無視して勝手なことをしていたのに
(仏語が上達した)作者が気付いて、原文に忠実に直しただけだよ。
そのことは新訳のあとがきに作者が書いている。

日本語訳(読んでないけど)が原文にどれだけ忠実か、怪しいよね。
別の小説で、女のデルタの何とかいう迷訳の例もあるし。

159吾輩は名無しである2015/08/19(水) 13:54:26.88
>>158
「新訳のあとがきに作者が書いてる」っていうのは
岩波版の訳者解説部分の内容のことだと思うけど、だとしたら
525ページをよく読んでみよう

160吾輩は名無しである2015/08/19(水) 14:43:53.45
新訳者のあとがきによると、チェコ特有の事情を書いた部分や冗長な章が削られているとある。
そういう部分は削らずに残した方が良かったと思う。作品は読んだ読者のものでもあるから。

1611582015/08/19(水) 23:08:37.03
・・・いや、85年訳のガリマールのfolio版のつもりだったのだけど

162吾輩は名無しである2015/08/19(水) 23:28:02.28
>>161
紛らわしいね。ここで論じているのは岩波文庫の訳とみすず書房の訳との異同だ。
フランス語版もいくつかヴァリアントがあるようだが、それはこのスレでは意味がない。
あくまで邦訳が問題なのだ。

163吾輩は名無しである2015/08/19(水) 23:47:09.03
原文に忠実に直しただけ(改作してはいない)とたとえ本人が言ったとしても、
フランス語で整理した結果、かなり削られている内容があるなら読む側には
改作と同じこと

164吾輩は名無しである2015/08/20(木) 19:00:09.32
英訳でも同じような問題があるみたいだね。
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Joke_%28novel%29

一切の改変(訳者のも作者のも)の可能性がいやだったら、チェコ語を勉強するしか
ないですな。原文は67年以来変わってないから。

165吾輩は名無しである2015/08/20(木) 19:03:40.82
そんな極端な話をしていたように勝手に改変するなよw

166吾輩は名無しである2015/08/20(木) 19:06:26.75
お前の言ってることちょっと的外れなんじゃないの、と言われたのを
改作は絶対に許せないと相手が言っているかのように語ってずらす
めんどくさい奴

167吾輩は名無しである2015/08/20(木) 19:55:09.37
>>164
今や古本しかないが、みすず版を手に入れれば、チェコ語版からの邦訳を読める。
ただ、みすず版も70年に出た初版とそれを全面改訳した92年版(2002年版はカバーが変わっただけ)がある。

168吾輩は名無しである2015/08/22(土) 15:57:44.24
>>167
ありがとう。

169吾輩は名無しである2016/04/16(土) 10:54:21.60
人気ないのかな?

170吾輩は名無しである2016/05/13(金) 01:34:12.80
ミラン・クンデラ 『小説の技法』 西永良成訳 岩波文庫 5月18日刊 842円
セルバンテス、カフカ、プルーストなど、誰もが知っている名著名作の作者たちと
その作品に言及しながら、「小説とは何か」 「小説はどうあるべきか」 を論じる
クンデラ独自の小説論。2011年刊行の改訂版を底本とした新訳決定版。

171吾輩は名無しである2016/08/07(日) 11:01:20.54
流行作家か

172吾輩は名無しである2016/08/08(月) 23:53:28.15
田舎で最も大きな書店の極小さな洋書コーナーに毎週通う人間が初めてクンデラのペーパーバックを世間の評判も全く知らないまま、立ち読みして「これはすごい」と、躍り上がって喜ぶような場合以外、本は読まれるのべきではない。
文痴にはスマホのゲームがある。

173吾輩は名無しである2016/08/09(火) 00:38:34.18
いや芸術ってそうあるべきだよ

174吾輩は名無しである2016/08/10(水) 03:36:48.17
ミラン・クンニデラ

175吾輩は名無しである2016/08/10(水) 19:34:02.92
ミラン・クンニデラ

176吾輩は名無しである2016/08/11(木) 18:08:23.20
クンデラの「キッチュ」の定義が引用されることが多いのは、彼の表現の明晰さを証明する?一端でもあるかもしれない。

177吾輩は名無しである2016/08/11(木) 18:53:16.93
評論はとても面白い

178吾輩は名無しである2016/08/11(木) 19:35:23.60
クンニデラ

179吾輩は名無しである2016/08/15(月) 04:12:37.38
『冗談』面白いけどページ数が長すぎて食指が動かないんだよな

180吾輩は名無しである2016/08/20(土) 02:10:06.43
小説の精神も新訳でてたんか

181吾輩は名無しである2016/08/25(木) 14:36:37.61
クンニデラの方法

182吾輩は名無しである2016/08/26(金) 18:24:56.75
シン・クンデラ

183吾輩は名無しである2016/09/03(土) 20:24:13.53
ミラン・クンニデラ

184吾輩は名無しである2016/09/03(土) 20:41:02.18
クンニデラの精神

185吾輩は名無しである2016/10/13(木) 20:07:41.36ID:Nd+1MFWV
ミラン・クンニデラ

186吾輩は名無しである2017/02/06(月) 10:35:18.21ID:vcXp9Nmv
クンニデラ

187吾輩は名無しである2017/02/27(月) 00:58:42.64ID:57BR7OcX
いまこそクンニデラを読むとき

188吾輩は名無しである2017/07/13(木) 01:50:02.83ID:ig1FvR+9
クンニデラと書くことのどこが面白いのかさっぱりわからん

189学術2017/07/13(木) 15:05:17.64ID:75Y4Md/1
フソ〒ク

190吾輩は名無しである2017/07/17(月) 15:17:53.82ID:KSXXRkqP
チェコ事件の事を調べているときに気になったクンデラの『存在の耐えられない軽さ』を初めて買ったら、あまりにも面白くて一気に読んじゃった!
他の作品も読んでみたい。

191吾輩は名無しである2017/12/01(金) 14:04:38.71ID:sZODweD5
クンデラの本が一冊も電書になってないのはどうなのか

192吾輩は名無しである2017/12/06(水) 11:34:38.30ID:8qFE5Dei
>>191
印刷本でしか出版できないような契約を結んでいるそうだ。
著作権が切れないうちは正規の電子本が出ることはないだろう。
for several years, he's insisted on a clause in his contracts stipulating that his books only appear in 'traditional' (i.e. printed) form -- no e-book versions. And, indeed, you won't find any Kundera titles on Kindle (etc.).
http://www.complete-review.com/saloon/archive/201207b.htm#ct1

193吾輩は名無しである2018/01/03(水) 22:35:49.18ID:Bgie95Q8
ミラン・クンニデラ

194吾輩は名無しである2018/03/26(月) 22:38:06.25ID:Z6buhclR
 『存在の耐えられない軽さ』ミラン・クンデラ 西永良成訳 

 たびたび、ドゥプチェクがモスクワから帰国してラジオでおこなった演説のことを考える。
彼がなにを話したのか、もうなにも思い出せないが、彼の吃音はまだ耳に残っている。
彼女はそんな彼のことを思ってみる。外国の兵隊たちが主権国家の指導者である彼を彼自身の国で逮捕した。
彼らは彼を連行し、ウクライナの山のなかのどこかに幽閉し、
十二年まえに彼の先駆者のハンガリー人、イムレ・ナジが銃殺されたのと同じように、
いずれ彼を銃殺することになるだろうと思い知らせた。
それからモスクワに移送し、入浴させ、髭を剃らせ、着替えてネクタイをつけるよう命じて、
おまえはもう銃殺執行隊に差し出されることはないと告げた。
そして新たに自分を国家指導者と見なすよう厳命し、ブレジネフの正面のテーブルにつかせ、交渉するよう強制した。
 彼は辱められて帰国し、辱められた国民に話しかけた。彼は話すことができないほど辱められていた。
テレザは文言のあいだの、あの恐ろしい間のことをけっして忘れないだろう。
彼は力尽きていたのだろうか?病気だったのだろうか?麻薬を打たれていたのだろうか?
それとも、あれはたんなる絶望にすぎなかったのだろうか?
かりにドゥプチェクについてなにも残らないとしても、ラジオに張りついていた全国民のまえで彼が呼吸もできずに、
肩で息をしていた、あの長い沈黙の間だけは残ることだろう。
あの沈黙のなかにこそ、国を襲った恐怖のすべてがあったのだから。

195吾輩は名無しである2018/04/01(日) 21:24:56.30ID:BYbfbdRV
存在〜を読み始めたけど、とんでもなく退屈だぞ
これ文学賞のロボトミーだろ

196吾輩は名無しである2018/04/02(月) 01:35:27.71ID:4fJnWy2b
思想的ゴタクが多いからね
基本的に祖国を追い出された亡命者の愚痴だから

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