オノレ・ド・バルザック Honore´ de Balzac 4
ちくま文庫の今年の解説目録を見たんだが、バルザックは「暗黒事件」以外はもう刷っていないんだな
「オノリーヌ」や「ソーの舞踏会」を持ってない人は早めに入手した方がいいよ 『オノリーヌ』に入っている「捨てられた女」は超絶傑作
まだ読んでない人は早めに読もう ちくま文庫か光文社古典新訳文庫から『村の司祭』と『ベアトリックス』を出してほしい 二重家庭 読み終わった
カロリーヌは可哀想だな、貧乏医者のビアンションではどうしようもないし。 グーテンベルク21って電子書籍専門の出版社から
高山鉄男訳の短編をまとめた電子書籍が2冊出たよ >>755
どうして?
伯爵が結婚していると知らなかったとはいえ、伯爵を捨てて若い男のところへ走ったのに ジャズ・アンビエントから、じょじょにSF的な流れが
なかなかオモシロくないですか?
//youtu.be/f0og1UrDFy0 ジッドは、「パルムの僧院」がフランス最高の小説だと言ってるな ジッドはフランス十大小説に『従妹ベット』を選んだ
乗代雄介もこの作品が面白かったと言っている >>758
伯爵を棄てざるを得なかった気持ちが理解できるからね〜
彼女の青春そのものだったから バルザックには良作は多くあるけど、これといった決定的な作品がない。
フローベールと言えばボヴァリー夫人、スタンダールと言えば赤と黒、という
ような意味での、決定的作品がない。 従妹ベット、暗黒事件、村の司祭
これらはフローベールやスタンダールを凌駕する
傑作が多すぎて読み切れていない人が多いだけ バルザックには広く人口に膾炙した著明な作品がないということだろ。
確かに従妹ベットやゴリオ爺さんでは、弱い。
トルストイなら戦争と平和、ドスト氏なら罪と罰、そういう誰もが
知ってる超有名作品がバルザックにはない。 著名な作品があるか否かなど、どうでもいい
読んでみて感銘を受けた作品がいくつあるか
バルザックほど、それが多い作家はいない >>773
トルストイやドストエフスキーと唯一対抗できるのがスタンダール。
パルムの僧院は19世紀のみならず全フランス文学史上の最高傑作と看做されている。
トルストイはスタンダールを愛し、パルムの僧院を読んで再び筆を執る気になったらしい。 スタンダールは質はともかく量的にトルストイ、ドストエフスキーに対抗できないだろう
「赤と黒」「パルムの僧院」」だけの作家だからね
バルザックなら量的にトルストイ、ドストを上回っている上、質的にも対抗できる プルーストの見立てによると、バルザックはトルストイやドストエフスキーには及ばない。
対抗できる力量はない。「失われた時を求めて」の訳注で吉川一義氏がそう紹介している。
もちろんプルーストの意見に反論するのは自由だが、20世紀最大の作家の考察にはそれな
りに心して聴くべきだろう。 プルーストは20世紀最大の作家ではない
ムージルと埴谷雄高が最高の作家だ プルーストってそんなすごいかね。失われただけって感じだけど シュテファン・ツヴァイクの「バルザック」(水野亮訳)が11/21に中公文庫で復刊 アンリ・トロワイヤ『バルザック伝』持っているからなあ 人間喜劇の前に書いてた小説や、匿名とかで発表した小説、書簡など全部網羅したフランスの全集ってある?
バルザックは何度も書き換える癖があったみたいで16回書き直したものもあるらしいから、そういう異同も網羅したら何冊くらいになるのかなあ 電子書籍のみっぽいけど「無神論者のミサ」の新訳出たぞ
ただ全然知らない出版社だ >>793
数年前、佐野栄一訳がネットに公開されていたから、印刷してある >>793
もう一つ入手困難の作品がくっついてるね
ただ、この翻訳者はフランス語ではなく、英訳から重訳したらしい >>795
今時フランス語のようなメジャー言語で重訳なんてあるんだ。という事はこの人が訳した本は英語以外は全て重訳という事か ツヴァイクのバルザックは宮下志朗の解説が補足情報を入れてくれてるのがありがたい
トロワイヤの方も文庫で復刊しないかな >>797
ロジェ・ピエロの伝記は邦訳して欲しいな )
『「人間喜劇」総序・金色の目の娘』(バルザック 作/西川祐子 訳)
岩波文庫6月です >>800
新訳かな?
楽しみ
これから岩波がバルザックを新訳で出していくと嬉しい
水野亮訳の旧訳は今ひとつのように聞くし
バルザックはフランスの代表的作家なのに、文庫でほとんど読めない現状は寂しい 金色の眼の娘は藤原書店の十三人組物語に収録されている
同じ西川祐子訳で
だから新訳ではない
藤原書店から出ている話が岩波からも出るのがどういう意味かは俺には分からない