アメリカ文学総合スレpart5 [転載禁止]©2ch.net
研究社のが柴田訳
角川のは最初の方読んだだけだけれど結構よい 西田実はオレがいってた予備校の英語講師だったが
授業はZ会の「英文解釈のトレーニング」さながらの内容ですごく実践的だった
岩波ジュニア新書にも著作があるな 西田実訳で印象的だったのは、他にもある
マッカラーズ『悲しき酒場の唄』、マラマッド『フィデルマンの絵』 確か「悲しき酒場のバラード」は新潮文庫でとっくの昔に廃刊になってプレミアついてるやつだが
春樹訳が最近出たのかな? ごめん
「心は悲しき狩人」と勘違いした
西田訳は「悲しき酒場の唄」(白水社)だな
プレミアがついてるかは知らん) 『悲しき酒場の唄』は白水社Uブックスから出ていたが、絶版
その後、新訳はいまだ出ておらず、古書価高騰のまま Amazonでみたら2,500円か
言うほどじゃないな
ドン・デリーロのマオⅡに比べればなんてことない 2500円は1冊だけで、それが売れるとあとは8000円と1万円以上になる
『心は孤独な狩人』さえ読めば、マッカラーズは他も似たり寄ったりだから、
無理して読むこともないがね 150万円というのもあるな
で、送料90円だって、笑わせる シルヴィア・プラス詩集、なかなか売ってないね
持っているから、100万円で出品しようかな Amazon信者はツラいな
古書店価格から大きく乖離している
出歩けば案外安値で手に入れられる本もある 『ハックルベリーフィン』
角川文庫の大久保訳を読み始めた
とてもよい
解釈に迷うときには研究社の柴田訳を参照する
柴田訳より大久保訳の方が上だと思う 【柴田訳】は数学的緻密さがある
【大久保訳】はその点で及ばないが力強さがある
併読が望ましいが時間が倍以上かかる
翻訳上の疑問点を【原書】に当たらねばならぬ 数学的緻密さって何?論理的であるということ以上にどういう意味があるってこと? 一人称比較
村岡訳 僕
西田訳 おら
大久保訳 おいら
柴田訳 おれ
どれが一番合ってる? 大久保訳には解り難いところがある
柴田訳は解りやすい 英文がわかってないから変な日本語になるパターンかな
自分でも読み込めてない自覚はあるはずだから
誰かに意見求めたらいいのにね
あるいは学生に下訳させといて適当にチェックしてるだけとか
編集者も無能 第22章第10段落
【大久保訳】
おいらは、金貨を二五ドルと、……
【柴田訳】
二十ドルの金かがあったし、…… 第22章第11段落
【大久保訳】
そして、貴婦人たちの着ているバラの花びらのようなドレスはみんな、……
【柴田訳】
ごふじんがたの着ているバラの葉っぱみたいなドレスは
こしのあたりでひらひらゆれて、…… 第21章 ビラの後2段落目
【大久保訳】
衣料用の空き樽がいくつか、……
【柴田訳】
日よけの下にはカラになったかんぶつのハコがあって、…… 第19章第8段落
【大久保訳】
そして、手編みのズボン吊りを—―いや、それだって片一方しかなかった。
【柴田訳】
……、その上に手あみのオーバーシューズをはいていた——といっても片足だけ。 第10章第6段落
【大久保訳】
三日月を左の肩越しに一〇〇〇回も見るほうが、……
【柴田訳】
……、左の肩ごしに新月千回見るほうがまだいいんだとジムは言った。 ジョン・アービング『ガープの世界』を読んだんだが
なんか村上春樹のノルウェイの森を思い出した。性慾の描写が多い
性慾がない性慾ではないものも書いてる感じがして引っ掛かりがあった ノルウェイの森もそうだけどセックスとオーラルセックスを使い分けて書いてる気がする肉体とモノ 欲望よりも傲慢さに罰を与えてるように感じるんだよな。ガープ夫妻のそれぞれの浮気はあくまで軽い気持ちなのだけど、故に彼らは自らの浮気の手際の良さに満足してるような節が鼻につく。
分かりにくいかもしれないが作者は肉体をモノとして使ってるだけのセックスよりも、精神の傲慢さを物語の立場から罰しているような。アービングが物する聖書として考えてみる。 >>676
ガープの世界だとフェラチオをひとつの区切りとして使ってるのが面白い。
妻ヘレンは相手をしてくれない夫ガープにフェラチオしてから浮気に行くし、浮気相手と別れるときも若者にフェラチオすることで関係を終らせようとする
女にとってオーラルセックスというのは肉体リスクを伴わない手段なんだな。男を切り替えさせるため、自分に区切りをつけるため 下品な話、口淫で一発出させておけばいきなり襲われないしな
色町のタチ悪い女は街頭でそれやってから財布を奪うそうだ 【大久保訳】には誤訳があるな
読者に対する配慮もない
【柴田訳】は去勢された訳文だが決定訳と言っても過言ではない エリクソンの黒い時計の旅ってやつ読んだんだがこれは登場人物の内面を他の人物みたいに書いてそれが入れ替わったりしてるってことなの?ようわからんかったわ。 >>681
バニング・ジェーンライト(男)とデーニア(女)の2人の視点で物語が切り替わると思えばいい
村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドと似た構造だね
黒い時計の旅って結局20世紀とは戦争の世紀だったという前提があるんだと思う
カズオ・イシグロの日の名残りやリチャード・パワーズの舞踏会に向かう三人の農夫もこの前提の話だと思う。
ピンチョンの重力の虹もそうかも 「変見自在、偉人リンカーンは奴隷好き」
高山正之著、 2016年4月、 新潮社、
目 次
第1章 新聞に真実は載らない、
(「鞭屍」に値する媚中派政治家; 白人の腹黒さも見抜けなかった幣原喜重郎 ほか);
第2章 野蛮大国は今日も健在、
(朝日新聞と大麻の奇妙な関係; 田母神空幕長クビの真相 ほか);
第3章 数多のウソを並べてみれば・・・
(インパールを奪ったインドの非道; 口は出すがカネは出さない支那人 ほか);
第4章 美談には必ずウラがある、
(「女は半分」のイスラム世界; 「犯罪は儲かる」では困る ほか);
第5章 「反日」の絵図に騙されないために
(GHQ理論に騙されるな;日本人墓地を潰した非道ロシア ほか) 「リンカーン」なんて言ったら英米人に笑われるぞボケ X世代
ダグラス・クープランドの著書『ジェネレーションX〜加速された文化のための物語たち』に由来する。
グッドラック 逆転の人生(2006年製作の映画)
Everything's Gone Green
脚本
ダグラス・クープランド hontoの通販で出荷中止になったんだが
デリーロのホワイトノイズの新訳ってまだ出来てない感じか?
すぐ高騰するから早めに手に入れたいんだが
https://i.imgur.com/WJ8q2ys.png
翻訳について思うのは…
スティーブエリクソン/ロバート・クーヴァー/ドンデリーロとウィリアム・ギャス/フォスターウォレスとの差はなんだろな
後者の方が米ポモ文学に与えた影響大きいだろうに
ジョセフ・マッケルロイやギルバート・ソレンティーノみたいに全くないよりマシだけど
とりあえずラリーマキャフリーの英文学リスト見てれば読むもの探すのには困んないわ
https://en.wikipedia.org/wiki/20th_Century%27s_Greatest_Hits%3A_100_English-Language_Books_of_Fiction
>>682
キャッチ=22もモロにそういうタイプの戦争小説
登場人物の説明が大半でキャラクターブック読んでる気になるけど
いわゆる短い20世紀の範疇の出来事を題材にしてる小説だな(ホブズボームは英国人だけど) >>686
『ホワイト・ノイズ』新訳は年末には書店店頭にあったね
水声社の本はamazonには出荷されないから、客は他の通販サイトに流れる
部数が多くないので、すぐ売り切れて、再入荷待ちになる
自分は旧訳を持っているから、新訳は買わないけれど おいジジイw
おまえ読んでないだろw
ただの古本蒐集家だろジジイw >>686
代表作をほったらかして評価が微妙な作品から翻訳するのやめてほしいよな
あれなんでなのかな
どっかの出版社がとっくに版権だけ押さえてるくせに翻訳しないとかそういうことなのか 『アンダーワールド』は2冊で1万円くらいしたから、もう新訳はいらない
この代表作さえ読めば、他はどうでもいいな 定評のある上岡・高吉の訳があるのに新訳にするわけねーだろ
買うだけ買って読んですらいないのがバレバレのアホ ここはフォークナーばかりが人気者でヘミングウェイの話題が少ないな
有名どころは語られ尽くしたのかな 新潮社は『アンダーワールド』を上中下の文庫で出しゃいいんだよ
『コズモポリス』みたいなショボいのを出してないでさ
ガルシア=マルケスもピンチョンも20年先にも文庫にはしないつもりだろう
新潮社のせいで日本の文学は発展途上
その点、ちくまや河出は同時代の海外文学も積極的に文庫化しているからエラい
調子こいてたら自分で自分の首を絞めてつぶれまっせ、マジで >>694
売れない作品を文庫化しないからこそ、新潮社は安泰なんだよ
新潮社のハードカバー、ナボコフ、ガルシア=マルケス、ピンチョンは
大抵揃えているな
貧乏人は文庫化を要求するが、そんなもん無視している新潮社は素敵だ てめーが持ってる持ってないじゃなく
ガキにとって手近にならにゃ廃れるっていう話だわ
ハードカバー揃えて置いておくのなんて頭の悪い貧乏人だけでしょ
いつでも買える読了本をいつまでも手元に置いておく理由はない
ただ読んだだけの本を自分の知的財産かのような扱いをするヤツはアホ
乱暴に読んでボロボロになったら投げ捨てられるという点で文庫化は重要 新潮社がみだりに文庫化する出版社だったら、ナボコフもガルシア=マルケスも
ピンチョンも安心してハードカバーを買う気にならなかったということ
学生は大学図書館で借りて読めばよい
何でも文庫化するのは大反対だな まさに貧乏人の発想やな
文庫化するなら安心してハードカバーを買えません!
理解不能や > 2冊で1万円くらいしたから、もう新訳はいらない
非常に貧乏臭い
定価だと7000円だからこれも中古じゃん
古本がどうしてもイヤだという人以外は(そういう人もいる)
読みたいときに読みたい本を金を出して買えば良いだけ
しかし、それと文庫化の役割は別
持ち運びやすくリーダブルというだけでも意義がある たった一万払ったくらいで新訳はイヤだとかごね始める貧乏人が
新潮社の顧客ターゲットだと考えればまあ順当という気もするがねw
こんなゴミ爺さんどもを相手にしている限り、そら廃れる一方ですわ クソガキ貧乏人のたわごとを一切聞かないからこそ
新潮社は潰れる心配はないのだよ
廃れるって、何の妄想かね? たった1万円だって
それを払えない貧乏人だから、お前はだだをこねていやがるんだろうが
世の中、お前の都合に合わせて出来ていないぞ
親が甘やかしたガキはこれだから困る ジジイの貧乏自慢終わった?
本に1万ぽっち払えない大人なんていないでしょw
ジジイ、ひきこもりか何か? > 2冊で1万円くらいしたから、もう新訳はいらない
たった一万払ったくらいで新訳はイヤだとかごね始める貧乏人
これが全てwww kindleで手に取るならあらかじめある程度の知識がないと
子供が書店で名作の誉れ高い作品をたまたま手に取るならやっぱ文庫よ
そこから貪欲に開花する才能もあるだろうからね
いつまでもドストエフスキーやカミュじゃないだろうっていう 非正規雇用の多い現代、1万円の本に手が出ない大人が多いことを知らないとは
図書館利用や本の万引きがとても多い
さらに通販で本を買う人が多いので、書店が減り続けている
文庫も千円以上が増え、2千円を超えるものも出てきた
これから本を買って読書することは贅沢な趣味になっていく ハードカバーは付箋紙を貼るのに便利なんだ
文庫本は余白がなさすぎる いい歳こいて文庫本を読むのもなんだかなぁ
貴重な時間を消費するんだからそれなりの装丁の本を読むべきだろ爺さん 「読書」が贅沢な趣味と言われる理由は
貴重な時間をかなり消費するからだよ爺さん
本の価格の高低ではない
いい歳こいてそんなこともわからんのかね爺さんw 付箋をちまちま貼るのが馬鹿らしいから文庫があるんじゃんw
好きなだけ線引きして書き込めばいい
愛書家を気取りたいわけじゃなければ装幀なんかどうでもいいだろう
限定本や豪華特装本ならまだしも、そもそも市販の小説に飛び抜けて優れた装幀などない
布製や箔押しのハードカバー本などすっかり見かけることがなくなったしな
文庫本を読めないことと年齢を重ねることに関連があるとしたら老眼以外にないだろうね、爺さんw >>711
> 2冊で1万円くらいしたから、もう新訳はいらない
たった一万払ったくらいで新訳はイヤだとかごね始める貧乏人
ごちゃごちゃ付け足してもこれが全てwww こんなところで貧乏なガキがいくら文庫化を求めたところで、
新潮社はてこでも変わりはしない
デリーロ、ピンチョン、ガルシア=マルケス、ナボコフ、これらを
次々と文庫化したら、今後この社のハードカバーは売れず、
みな文庫化を待つようになるからだ
ピンチョン本の装丁は素晴らしい アホすぎる
ピンチョンの本なんかほとんど家にあるけど邪魔なだけ
角背で1000ページ前後の本など何もよくない
表紙画も意味不明のものばかり 仕事を忘れて酒を飲みながら5ちゃんねるを嗜む
一切役に立たない不毛な行為に大切な時間を浪費して思う存分に耽溺する
これほどの贅沢はないだろうw >>717
新潮社ってナボコフの版権そんなに持ってるの?『ロリータ』はとっくに文庫化されているし。 >>721
ちょっとググれば、5巻のハードカバーを出しているのが分かるだろ
『ロリータ』は大久保康雄訳からずっと文庫を出してきた
デリーロとガルシア=マルケスも1冊だけ文庫を出している
しかし、ハードカバー全てを新潮社は文庫にするつもりはないってこと
ここまで教えないと分からないのか、バカが多いな >>722
おお、すまん。俺の怠慢に付き合ってくれて。単行本と縁がないせいか、新潮社のナボコフ5冊は全然知らなかった。ガルシア=マルケスも『族長の秋』は集英社文庫で読んだし『百年の孤独』以外は新潮社というイメージがなかったが、調べてみると『予告された殺人の記録』-これは文庫化の恩恵にあずかって新潮文庫を持っている-以降は全て新潮社から出ていて未文庫化のままだ。貴君の嘆きはよく分かった。 バルガス・リョサとかティム・オブライエンが新潮文庫に入ってたよな
あの頃はワクワクしたもんだ この間、コルタサルの『石蹴り遊び』のハードカバーを図書館で見かけたわ
集英社文庫で出てたのにね >>724
オブライエン『カチアートを追跡して』
国書刊行会から出た単行本を新潮文庫から出した珍しい例
この文庫は新刊で出た時に買ったまま読んでないので
そろそろ読もうと思う アーヴィングのウォーターメソッドマンも国書刊行会から新潮文庫だな
カルヴィーノの不在の騎士も国書刊行会から河出文庫だ 「カチアートを追跡して」は確か高橋源一郎が当時の時代の熱みたいなものがわかってるとおもしろい、とか言ってたな。 先日亡くなった大江健三郎も『カチアートを追跡して』を褒めていた 日本はいま野球で盛り上がってる
野球といえばアメリカだよなあ
なんかおすすめのアメリカ野球本あったら教えて あいつらヘンな体形平たくて腹出てない。顔でかい。ニセ。 造形ということで長方形や正方形という感じの違いまあ円もくびれと。 ありゃりゃ
死廃神さん、大活躍ですね
あいかわらずインパクトあるな〜 >>731
ドン・デリーロのアンダーワールドのプロローグ部分 >>738
いいの教えてくれてありがとう!
うれしいなあ〜
もし、可能ならだけど
プロローグ以外の野球度はどうなのか
教えてくれたら更に感謝です
めんどくさかったらいいですよ
気にしないでね(^_-) >>739
デリーロのスレで感想文書いてた人でしょ?
アンダーワールド読んでないの?
読んでるよね? >>740
ほんじゃ、先ずそちらの質問に答えさせていただきますね
はい、読んでます
で、>>739の件ですが
教えていただけますか?
よろしくお願いします >>740も亀吉も読み飛ばしてるだけだろ
底辺争いやめろや >>742
別に争ってるわけじゃないので大丈夫ですよ
でも、心配してくれてありがと どこかの大学の先生がグレートギャッツビーについて英語で短く紹介してる
https://youtu.be/m4lUDNSpduI