講談社文芸文庫について語ろう2冊目 [無断転載禁止]©2ch.net
>>539
小島信夫なんて読む価値もない作家だよ
文学オンチだけが有り難がって読んでいるのは滑稽極まりない >>547
小島信夫さんの作品がなんで読む価値が無いの? >>548
くだんの文芸文庫の新刊をamazonレビューで小谷野敦ともう一人が書いている
小谷野に自分は同意見、もう一人がよくいるオンチの意見だ 小島は初期10年ぐらいのは読む価値あると思うぞ
最晩年のラブレターや残光まで行くと一周回って枯れた味わいがある。
問題は、その間の時期の『別れる理由』とかメタフィクションめいた一連の小説。さっぱり良さがわからんのよなあ 良さがわからんのではなく、良くないだけ
『抱擁家族』を江藤淳に褒められて、大作家のように錯覚している
どうでもいいよ 小島信夫はカフカ的なドタバタ堂々巡りを一番上手く表現した日本の作家って感じ
安部公房はそこまで影響受けてないし多和田葉子は真面目すぎる >>549
小島信夫は割と評価する人(例えば猪瀬直樹さんとか)が多いので
名前だけは知ってるが作品そのものは一度も読んだことが無い
だから何のコメントもできないわけだが
しつこいようだけど、どういう意味で中身が無いと思います? ウィキペディアでの感じだと、技巧に走り過ぎてるキライがあるということか
簡単なことをさも難しい事のように描いて読者を煙に巻く、ってことかな >>554
テーマが何もない
大江の魂の救済や中上の血族の愛憎に匹敵するものがない
ドタバタ劇を一部の人が面白がっているだけ
カフカにあって、小島にないのは実存的不安だ
ホント、これだけからっぽの作家をよく褒めそやすもんだ >>556
テーマって文学の一番大切な肝であり部分だな >>555
>技巧に走り過ぎてるキライ
俺が晩年の小島の『残光』や『ラブレター』などの小説をいいと思うのは、
まさにその技巧の部分が崩れている点かもしれないw
技巧がなくなって、じゃあ残るのは身辺雑記や過去の思い出話なんだが、それが不思議と読まされる。
文芸文庫でよく出るようになった庄野潤三に通じるところがあるね ラブレターはいいけど残光はそこまでよくないな
それなら80年代のほうが遥かにいいだろう
あれは技巧というようなもんでもない 小島信夫の1980年代の3大作『別れる理由』『菅野満子の手紙』
『寓話』が一度も文庫化されてないのはなぜ?
これらがとんでもない駄作だからだろうに
かつて中上健次や渡部直己が罵倒していたなあ
しかし真実は時間の堆積に埋もれていくのか 西武の堤幸次郎のプリンスホテル誕生物語な『ミカドの肖像』とか、三島、太宰他の伝記を描いた
元都知事の猪瀬直樹さんが小島信夫さんのファンで割と強く勧めてたもんでどんな人かなと思ってまして
中身は全く読んでないんで何とも云えないんですね 寓話と菅野〜は文句なしに傑作
読めば分かる
別れる理由はまあきついわな
これも読めば分かる
初読者が文芸文庫で読むなら殉教・微笑か月光・暮坂だろう
うるわしき日々や各務原〜は年輩なら悪くもないだろうね
抱擁家族は好きじゃない 小島さんのお姉さんって身売りしてんだな
小島さん自身は岐阜県で旧制中学を終えて
一高東大に進んでるってどうなってるのか不思議な家族 小島信夫<<1954年からは明治大学工学部助教授として英語を教え、
1961年に理工学部教授に昇格、以後1985年の定年まで勤務する傍ら旺盛な文筆活動を行った。>>
猪瀬直樹<<大学卒業後、上京し結婚。出版社勤務などを経て、
1972年、明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士前期課程にて政治学者の橋川文三に師事し、
日本政治思想史を研究。ナショナリズム研究の橋川文三に教えを請うたのは、学生運動を離れた後、
「日常性の連続がふつうの生活」「そうした日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえ直さないといけないと思った」からだという。>>
間違いなくこの二者、明治大学のキャンパスで実際に出会ってるわ
だからこそ猪瀬さんが小島先生をべた褒めしたんだねー
今の作家としての自分があるのは、小島信夫先生のおかげだと。 いわゆる、師から弟子への直接の薫陶、を受けたんだよ
たかだか作家の排泄物な糞尿という書籍でしか繋がってないカボソイ関係以上に
リアルタイムで口伝された方がどれだけ強い紐帯で繋がるかって事 >>563
<<小島さんのお姉さんって身売り
これってどういうことですか
詳細にご教授して頂けませんか?
何か、この時期に不穏な事が小島家に発生してる
父が事業で破産したとか
娘さんを売り飛ばすなんて切羽詰まった状況が発生したはず >>39
>>418
望月峰太郎の漫画に出てくる座敷女の落書きみたいな原稿だな。恐ろしい。 ここのスレの人は日本文学を採り上げることが多いんだね。
千石英世訳・メルヴィル「白鯨」上下巻はなかなか立派な訳業だと思うよ。
素晴らしく分かりやすいのに、ちゃんと味わい深い。
俺はBookOffで上下巻で2,200円くらいで買った(それでも高いよな)。
前の所有者(本の最終ページに若い女の子と思しき署名があった)の注記が意外に参考になった。
大学の授業で先生がコメントしたことを書き写したのかもしれない。 ボアゴベ「鉄仮面」上下を出してくれているのは地味にすごい、訳もいいし
ただなぁ、結末が分かりきってるのがなぁ
ま、作者、訳者になんら非はないのだけど 2000円以上が当たり前になってきた
講談社社員の高給を支える必要あり
みんなどんどん買え 講談社文芸文庫は一刻も早く小島信夫の三大迷作、
別れる理由・菅野満子の手紙・寓話を出版すべし
大ベストセラーになるであろう >>575
別れる理由は文庫じゃないけど小学館から出てんじゃん
菅野、寓話は今の文芸文庫だと5000円超えそう
単行本で読む方がいいわ まだ売ってんだ?でも二段組じゃない単行本の方が読みやすくて良いよ >>576
いいじゃない、文庫が5000円って、夢とロマンが溢れていてさ
まあ、みんな指をくわえて買わないんだけどさw >>578
単行本は重すぎて寝ながら読めない。
無理して読もうとすると、数日後きまって背中に激痛が走る。
講談社文芸文庫で日本文学というと、二十年くらい前に出た金井美恵子の二冊かな。今でも時々読み返している。
でもあの人の作品は立て続けに読むと、お腹一杯というか胸焼け起こす感じになるんだよな。もういいやってなる。
形而上学的で幻想的な世界観が巧みに表現されているんだけど、反面ちょっと昭和っぽい小便臭さも感じる。
個性と見るか欠点と見るか判断に迷うところ。 瀧井孝作は二冊とも品切れか
古本も高い
まあ、いい
日本文学全集の古本の安い端本を買う >>583
瀧井孝作全集も古本では安いな
後半の随筆までは読む気がしないけど >>518
この古本、数百円で売っていたから買って読んでいる
「結婚まで」がとてもよい
かつて読んだ『無限抱擁』より優れている かるめら
ついに、ついに。
講談社文芸文庫全1284冊が集まりました。
2015年12月に全て集めると決意してから6年と1ヶ月もの時間がかかりま
したが、長い旅路も無事に終えることができました。
ここに旅の証として全1284冊を掲げさせていただきます。
本当にありがとうございました。
2022年1月15日 講談社文芸文庫は新潮文庫で絶版になった中上健次の
『地の果て 至上の時』を刊行している
大江健三郎の『洪水はわが魂に及び』も同様に刊行すべきだろう ガザで戦争になっているため、ハクスレーの長編
『ガザに盲いて』に注目する人が増えている
しかし、古本は品薄で高騰している
短篇集『モナリザの微笑』をこのレーベルから翻訳
出版した行方昭夫がここから新訳を出してくれないかな 山本貴光
2024年3月の講談社学術文庫、講談社文芸文庫、平凡社ライブラリーの新
刊です。
https://pbs.twimg.com/media/GIorlUFbIAE77-f.jpg
2024年3月14日