著者の「大きめの長編」のなかでは1巻本は『世界の終りとハード・ボイルドワンダーランド』以来となる。以降は全て、2分冊か3分冊だった。
ひょっとすると、新作は『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の正統な続編なのではないだろうか?
すると、この長編も40年近くの時を経て2分冊ということになる。タイトルからしてもありそうなことだと思われる。