【夏】文学板雑談スレ256【ですね】

**吾輩は名無しである** · 2018/06/23(土) 10:10:04.62

前スレ
【記憶喪失した男の】文学板雑談スレ【貨幣論】
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1527777328/

※実質文学板雑談スレ255

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 07:53:09.09

In his dedication to James, John Napier observed how John entrusted the great work of the destruction of Antichrist to the ‘kings of the earth’ and how his subjects looked to him to lead the battle against ‘the apocalyptic sea and city’.
ネイピアはこの「神的権威をもって預言書を利用する」ジェイムズの終末戦争という物語に従事するイデオローグとなる
Napier exhorts James to reform court and country and to ‘purge . . . all suspicion of papists’ but, like him, he emphasizes the role Reformed princes are to play in the destruction of Antichrist．
そして同時代の出来事を具体的に聖書の出来事に措定していく
In his exegesis of the text, Napier assigned dates to periods and events, future as well as past, and in so doing he made　Revelation a text of his own times:
the seventh trumpet, he opined, had sounded in 1541; the destruction of abbeys in England, Scotland and France about 1560 had pulled down one of the dominions of the papistical empire;
the defeat of the armada in 1588 and the murder of the Duke of Guise in 1590 were prognoses of the fall of Babylon.
結果、あいまいさ、象徴が失われ、詳細な預言に変化させていく
As a consequence, Napier invited speculation about the future not in vague or symbolic terms but as detailed predictions.
ネイピアは預言の平板化に努めた唯一の人ではないが、預言成就の期待を劇的に加速させた
As Katharine Firth writes, ‘Not only did Napier write more plainly than many of his predecessors, but he also greatly accelerated expectation.’

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 07:58:42.42

70年間「父」も「子供」も「妻」もいなかった特殊なチューダー朝を引き継ぐにあたって、ジェイムズ6世はロマンチックな難破エピソードをもってデンマーク王女と結婚し、黙示録におけるReformed princesたるヘンリー王子とチャールズ王子と王女たちに恵まれる
何もしていないアルマダ海戦やギーズの暗殺まで、バビロンの崩壊である、と位置付けた
1590年代、ジェイムズ6世はイングランドに不在だった「王」と「父」と「正当な王子」と「妻」と「スコットランド」を与え、「千年王国」を築くと黙示録に則って自らを売り込みまくった
During the 1590s, apocalyptic fervour reached a new height in Scotland as a series of events appeared to presage the final battle.
このエリザベスやカトリックが避けて通ってきた、体制破壊につながる思想を「メアリ1世をそもそも退位させて1歳の国王を生み出した」スコットランドは錦の御旗としてイングランド王目指して爆走する
本質的に下克上である「千年王国論」をイングランドでなくスコットランドで胚胎させた主役として、ネイピアが取り上げられることが20世紀後半以降、増えてきた

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 08:24:26.93

博識名無しさんの書き込みのせいでこのスレを永久保存版にしたいぐらいだ。こんな文章が書けたら、と思うね🎵

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 08:28:05.88

まあ、引用が主なのかも知れないが、かのレジャネ先生とは大違いだ。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 08:33:08.40

母の復讐をするフェリペ二世｡｡｡のくだりがよくわからないな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 08:35:30.00

ああスコットランド王の母、メアリー・スチュワートの復讐ね。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 08:53:25.48

ジェイムズ６世の母メアリー・スチュワートを処刑したのはエリザベスで
そのエリザベスのイングランドに侵攻しようとしたフェリペ二世は、「母の復讐」をしようとしている
という理屈になるわけだが、結果的には無敵艦隊を退けたエリザベスを誉め讃える書翰を
エリザベスに向けて書きまくった、と。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 08:59:37.26

エリザベスの多義性を許さない｡｡｡か。面白いね。
ネイピアもジェイムズ６世の姿勢に引き摺られた、と。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 09:05:51.08

もちろんエリザベスのほうが政治的天才だった訳だ。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 09:33:21.80

ネイピアの名前を挙げたのはたまたまだったが、こんなに奥が深いとは思わなかった。

**ムー大陸** ◆POG0Nh1MOnGz · 2018/11/16(金) 12:49:55.61

>>743
>エリザベス時代はこの曖昧性・マルチプルプロットが決定的な対立を避ける性質を示していた

ある意味で「ポストモダン」だったのですねw
そっから世間は千年王国の預言に振れてゆくと。
歴史は繰り返しますねえ

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 21:27:26.91

ある意味、エリザベスの治世に満足していた民衆、その頂点がアマルダの戦いでの勝利、がジェイムズ１世やチャールズ１世の君主としての凡庸さに我慢が出来なかった、という事もあるだろうな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 21:41:12.62

うまい事やったのは２君の秘書長官として君臨したロバート･セシルだけだったのではないか？

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 21:46:23.53

それにしてもムー大陸は百田某の新刊の宣伝をして何か得でもあるのかな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/16(金) 21:48:24.53

少なくとも本屋で立ち読みしてやろうかぐらいの関心は持ったぞ。その存在すらまったく知らなかったのにな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/17(土) 00:41:46.63

それにしてもジェイムズ１世こそが千年王国論をみずからの理論武装に採用したという話なのに、その千年王国論が今度はピューリタン左派の採用するところとなりチャールズ１世を追い詰めるという皮肉な結果になった訳なのだろうか。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/17(土) 22:59:50.59

>>688
プレーンソング、すこし読んでみたけどあまり興味がわかないな。これは保坂さんの私小説ですよね。自分の体験した日常が小説になるという考えが僕にはわからない。いままで私小説が好きになった事はないんですよね。どこが面白いのかわからないのです。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/17(土) 23:38:26.38

保坂氏の猫好きは有名だが、処女作もやっぱり猫で始まっているのにはうんざりする。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 11:16:28.70

まあ、プレーンソングは小説だかエッセイだかわかりませんな。エッセイみたいに気軽に読めるのがいいのかも。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 11:18:11.02

保坂氏の文章に慣れれば結構はまるかも、と思えて来た。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 13:02:50.32

最初に私小説と断言したけどそれは四方田氏の解説によるところが大きいな。氏の解説を読めば私小説としか思えない。なぜか四方田氏はミッシェル･セールまで持ち出しているが、何かの勘違いだと思う。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 14:31:20.78

「これは私小説だ」と割りきって読むと存外いいかも。いままで私小説など読んだ事はほとんどなかったが。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 17:30:18.31

>>688 ハマれば面白いとか、そういういい加減なことは言いたくないって気持ちを汲み取ってもらった上で聞いて欲しいんですけど、プレーンソングでは「面白いことが起きない普通の幸福」が描かれている、ということを読み取れれば面白く感じると思いますよ。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 17:33:19.15

>>765 むしろ小説だと思わないほうがいいかも。「小説＝物語性」というふうには考えなくて、自分は誰かの生活を読んでるんだと思えば、面白く感じると思う。この読書態度は、私小説的なもの全般に対して言えることだと思います。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 19:19:43.65

慣れれば結構はまるという言い方が気に触ったなら謝ります。要するに脳にこういったタイプの小説を読む準備が整うのにある程度の時間が必要だという意味です。脳のフォーカスを調整するという問題です。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 19:46:02.98

私小説というか心境小説というくくりのほうが相応しいのかもとちょっと思った。

P ◆.uKag/vUmY · 2018/11/18(日) 20:19:28.83

保坂和志村上春樹弟

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 20:57:08.19

>>769 私とか心境とか、そういう個人的感情にから入るのではなく、そういった個人的感情を内包した空間、アトモスフィアをまず受け止めて、そこから読解していくと良いと思います

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 21:00:03.49

>>770その単語の羅列の意味がよく分からないのですが、もし保坂和志と村上春樹を同様な作家として捉えているのであれば、こじつけどころか的外れもいいところで、はたから見るとちょっと恥ずかしいですよ。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 21:12:02.58

>>772
そうですね。私というものは保坂氏にとって重要ではない。出来事、思考や感情や他者の往来という出来事を記述して行くのが小説だ、という立場でしょうね。ひっくるめて言えば流れ、淀む時という謎の記述が。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 21:13:52.10

しかしまあ統失スレにぼくジジイって統失コテがいたんだよ
あ、なんかしにたいしにたい具合悪そうにしてて
急に来なくなっちゃったんだけどね
引退するいうてもう46歳のやつなんだけど
まあ、俺がそいつみて思ったのが
【手遅れ】の人っているんだなってことなんだけど
どう【手遅れ】か今から説明するね
まあ【手遅れ】なんて酷い言葉使うほど冷徹では無いんだけど
仕方ないだってぼくジジイってほんと
【手遅れ】だなって思ったから
まずぼくジジイは、工場の仕事やめて
ずーと働きもせず5ちゃんばーかりして
あいつから5ちゃん奪ったらどうなるんだろって
仕事してないだけで【手遅れ】なんだけどさ
しかもぼくジジイが仕事やめた理由
工場で嫌われていじめられたんだと
まさにいるよねどこいっても嫌われる【嫌われ者】の【手遅れ】なやつって
それからずーと働きもしないで
両親はもう70代で定年でさ料理も作れなくなってるの
宅食を頼んでんの
それなのに実家に引きこもって家事も手伝わず
親死んだらどうすんの？って聞くと「生活保護があるし」
46歳のいうセリフかな【手遅れ】って思う
それにそいつ何十年も薬飲んでも幻聴が消えないの
基本引きこもりだけどたまにスーパーにお菓子買いに行くんだと、そうすると必ず【キショイ】って言われんだと、薬飲んでんだよね？本当に言われてるんじゃね
本人はちょっとは良くなったいってるけど
そのちょっとから先ずーと進歩なし
まさに【手遅れ】いや【手詰まり】ありゃ親が惨めだし親が悪いし医者が悪いありゃ死んでるよ今頃
それと薬の副作用かすぐ下痢するようになって体も悪い、水以外のもの飲むと下痢するようになって
まさに【手遅れ】のオワコン人間だわ

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 22:19:10.11

>>773 関係性における交歓から生まれる物語性、というのを丸谷才一はカーニヴァル論と言っていて、保坂和志は小説内でエッセイ的に自身の考えてることを書き過ぎてはいますが、そういうのも込みでカーニヴァル論的文脈を読み解くことができれば面白く感じれるのかも

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 22:20:01.61

何より、保坂はあんまり難しそうなことをうるさく書かないのが良い

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 23:05:22.35

まあ、簡単に私小説的なものと考えておけばいいですかね。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 23:23:36.27

どうも保坂自身は「猫小説」と呼んでほしいらしい。重心は猫にあるから。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 23:30:02.93

まあ、猫はかわいいが、それにしてもちょっとずるいな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/18(日) 23:35:22.87

猫はやっぱり保坂氏なんだから。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/19(月) 08:06:14.13

佐々木敦氏が私小説論をやってるね。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/19(月) 12:53:14.91

>>776
正直、かなり保坂氏の小説や評論に興味が出て来ました。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/19(月) 14:21:30.72

>>782
保坂の小説は『プレーンソング』『草の上の朝食』『季節の記憶』『カンバセーション・ピース』『未明の闘争』くらい抑えとけば良いと思います。前半三作はスッと入れるけど、後半二作はちょっと手こずるかも。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/19(月) 20:37:13.97

「未明の闘争」が入るのか

**吾輩は名無しである** · 2018/11/19(月) 22:03:09.99

>>784
『この人の閾』と迷ったんですけど、僕は『未明の闘争』のほうが好きなので

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 08:15:29.75

桑原武夫って誰だっけ？と思って調べてみたら、ルソーやスタンダールやミシュレの翻訳をしたひとだった。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 10:42:51.94

>>786
たぶん、君の気に入るだろう詩人をひとり紹介しておこう。安藤元雄だ。

**ムー大陸** ◆POG0Nh1MOnGz · 2018/11/20(火) 11:23:32.42

えーとw

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 13:16:15.83

787はスレ違いの書き込みだった。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 14:33:21.68

　　英雄たちの読書量

山口謡司：７００００冊。大東文化大教授。文献学者。日本と中国の古典籍を読破。
スターリン：５５００冊。第二次大戦に勝利。ソ連の官僚が読了スタンプを押して数えていた。
ヒトラー：３０００冊。欧州を一時的に征服した。「ヒトラーの秘密図書館」参照。
ナポレオン：２４００冊。欧州を一時的に征服。蔵書３０００冊。
松岡正剛：２０００冊。読書家で知られる編集者。千夜千冊は一作家一作品。
荒俣宏：２０００冊。博物学で知られる巨匠。
南方熊楠：２０００冊。大蔵経全巻。外国語文献。日本の地獄実話目録など。
六冬和生：２０００冊。ハヤカワＳＦ文庫を読破。
ヴァン・ダイン：２０００冊。ミステリを二十世紀前半の時代に２０００冊読んでいた。
ニーチェ：１２００冊。ヴァチカンを論破。
伊藤典夫：１０００冊。アメリカＳＦ小説黄金時代の雑誌を１０００冊読む。
イマヌエル・カント：４００冊。科学論文４００冊。
吉田松陰：４３１冊。明治維新の原動力となる。
近藤龍一：３５０冊。十七歳でブルーバックス全巻読破。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 16:12:37.25

１９年遅れで広末の「秘密」を見ているけど、
「この映画がこんなにつまらないのは、アメリカＣＩＡの謀略にちがいない」としか思いつかない。
一時間十分。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 16:21:40.32

また妄想が浮かんだけど、関係妄想だ。
広末の映画「秘密」で、
「わたしたちは宇宙から来たんだ」という場面は、この数年後におれが関わった時の場面に思える。

おれは、「わたしたちは宇宙から来たんだ。娘はきみとは付き合えない」と、
娘をもった経験もないのに、そう演じて、まわりの人数十人には好評だった。

妄想です。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 16:28:30.61

「脳の意識、機械の意識」という本にちょっと関係妄想と関りあるかという内容があったけど、

人は、順番を入れちがいに体験させると、簡単な操作で、記憶の順番が狂ってしまい、
現実と記憶にそごが生まれるそうだ。
本当に、十五秒以下の認知に、前後を勘ちがいさせることが可能で、
ヒトの記憶は、順番がごちゃごちゃになってしまい、
それが関係妄想（事実関係の記憶の整理の失敗）やデ・ジャヴになるらしい。
まだ確定した医術ではないが、患者として、関係妄想を書いておく。

ぼくの「統合失調症患者の考えることのサンプル」を、東京の精神科医が参考に、
暇な時に読んでいるらしいんで。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 17:13:23.52

いやあ、ぼくが大学生の時に大ヒットしていた広末の「秘密」。
ようやく見たわ。

広末が脱ぐと聞いて楽しみにしていたけど、
脱ぐ場面がなかったので、残念だった。

正直にいって、あまり面白い映画ではない。

日本映画の傑作を探すべきなんだろうか。
テレビドラマの方に面白いのはありそうで、
権利関係さえ処理できれば、動画配信でできそうだけど。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 19:15:19.02

「無城拠点要塞」、これ、すごい格好いい名前だな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 22:10:16.89

>>767
一応、プレーンソング読み終わったけど海でのあのとりとめのない会話を
記憶できるとも思えなくて、結局声も録音できるらしいゴンタのビデオをあとで観て
書いたんでしょう、これは。逆に言えばゴンタがいたから書けた小説だ、
とも言えそうだ。四方田氏も指摘してるけど、まさにゴンタの考え方は作者の考え方、
創られたストーリーというものへの懐疑と重なるわけでよくもゴンタみたいな
作者の分身みたいなやつがいたな、という感想を持ちますね。
そして、特になんのストーリーもない、ただ一緒にそこにいることの幸福感
みたいなものがテーマと言えばテーマなんでしょう。
なかなか面白いと思いましたね。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 22:20:25.31

そしてこれは確かに「考えることを強要する小説」じゃない。その場の雰囲気を感じとる小説だ。おっしゃる通り。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 22:22:04.96

「考えることを強要する小説」ってたとえば、カフカだな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 22:23:27.21

次に「草の上の朝食」読んでみますね。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/20(火) 23:46:59.94

>>799
多少なりとも気に入ってくれたみたいで良かったです。考えることも時には大切だけども、プレーンソング的に身体で感じられるような小説には救われるものがありますね。蛇足ですが、プレーンソングとは旋律という意味です

**吾輩は名無しである** · 2018/11/21(水) 10:15:54.05

「都庁爆破」を三十分くらい見たけど、

今年の正月に見た時は、めっちゃ面白くて格好良かったのに、
アマゾンで動画配信しているのはつまらないな。

もともと、こんなにつまらなかったのだろうか。不思議だ。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/21(水) 12:34:38.02

映画「都庁爆破」は、２０１８年の正月にテレビで見た時は、ありえないほど格好いい名作だった。
市街戦の理想の動きを動画でみれる大傑作だった。

それが何の因果でか、今日、アマゾンビデオで再視聴した時は、
ぜんぜんくだらないつまらない映画に変わっていた。残念だ。

やはり、日米間で、平和時文化戦争が行われているのだと邪推する。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/21(水) 13:29:40.78

「都庁爆破」の改竄についての推論。

・アメリカ政府が「映画はアメリカの国策である」として、世界中の映画をアメリカが取り締まってること。
・間合いの取り方、死角への隠れ方などが参考になる映画だったため、自衛隊やアメリカ軍が危険視して改竄した。
・ひょっとしたら、ぼくの妄想なのかも。

の三つの可能性がある。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/21(水) 13:37:47.04

アニメ「この世界の片隅に」３６分でつまんなくて見るの辞めた。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/21(水) 16:37:52.47

ネタバレです。今日が発売日。
「トランスヒューマンガンマ線バースト童話集」

「地球灰かぶり姫」：義体と人格データでできた女の子が、別の高貴な義体に魔女に移し替えられる。
ガンマ線バーストで、地球のほとんどの人格データは、物質から遊離した情報体に。
「竹取戦記」：竹から生まれた非人類の女の子が、竹取の翁と生きていく話。
「スノーホワイト」：仮想現実世界で鏡という端末と交渉していた女王の話。
「甲殻機動隊」：木星の衛星で生きる甲殻類知性体の話。
「モンティポール問題」：三択から一個を選択するゲームの話。
「アリとキリギリス」：アリとキリギリス。怠惰といわれていたキリギリスは、実は秘かに生命工学研究をしてポストヒューマンを製造していた。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/21(水) 17:51:31.41

古本屋巡りをしていて見つけた貴重本などを語るスレを探してるんだけど、どなたか知りませんか？

**吾輩は名無しである** · 2018/11/21(水) 18:10:12.72

記憶はもう遠い世界にいっちやったな
南無南無

**ムー大陸** ◆POG0Nh1MOnGz · 2018/11/21(水) 20:32:14.37

中尾栄一と尾田栄一郎なまえがまぎらわしい

**吾輩は名無しである** · 2018/11/22(木) 05:07:06.84

>>801
たぶん僕と君の違いを挙げるとすれば、僕は本一般が好きなので
特に日本の現代小説に強い関心がある訳でもないし、その動向とやらにも一向に関心がない
のです。僕は面白そうな本なら何でも好きというタイプなので
現代の日本の純文学に特に関心がある訳ではない。そこが大きな違いではないでしょうか。

学術 · 2018/11/22(木) 05:16:08.01

記憶とムーはリアル気違い同志

**吾輩は名無しである** · 2018/11/22(木) 11:45:36.37

ヒトの感情は、脳波で６７種類あるそうです。
つまり、ヒトの感情は６７種類あるんです。
「喜怒哀楽」などと日本は伝統的にいってましたが、
それでは面白く人の心を理解することも表現することもできなかったのは、
こうなると当たり前ですね。
神経市場調査では、
・強度
・深度
・感情の誘導
の三種類の概念で測定します。
おそらく、このうちの「感情の誘導」が６７種類の感情を刺激して、
ヒトは面白いという感情をもつのでしょう。
どんな映画や小説でも、６７個の感情を表現することはできませんから、
不満足な作品しか作れなかったのは当然といえます。
６７種類の感情を解析して、「感情の誘導」を上手に行うように、
企業の商品は開発するべきでしょう。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/22(木) 11:59:49.10

恋する閉鎖病棟　（群像一次落ち）
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蒲田クロニクル・サーガ　（群像一次落ち）
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ロンリー・グレープフルーツ　（文學界一次落ち）
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**吾輩は名無しである** · 2018/11/22(木) 12:43:01.83

脳波ビジネスに驚き感性で革命を起こすリトルソフトウェア
http://ascii.jp/elem/000/001/182/1182033/ …

xingchariot‏ @xingchariot · 11月18日
"リトルソフトウェアでは、過去4年間で約50万人以上もの膨大な量の脳波収集を行っています。その脳波解析によってアルゴリズムを構築、ディープラーニングを行っており、特に感性部分の分析においては他社に比べ優位性があります。 "
http://www.littlesoftware.jp

**吾輩は名無しである** · 2018/11/22(木) 21:13:52.09

＜自民党＞下村元文科相、霊感商法霊能者から献金　東京１１区支部
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00000014-mai-pol

**吾輩は名無しである** · 2018/11/22(木) 21:15:12.93

衆院議員の下村博文・元文部科学相が代表を務める自民党東京都第１１選挙区支部が
「霊感商法」を巡る民事訴訟で賠償命令を受けた自称・霊能力者の女性から１０万円の献金を受けていたことが明らかになった。

家庭問題や体調不良に悩んで除霊を受けた女性に「水子の霊がついている」などと言って不安をあおり、

「守護霊のパワーアップ」などの名目で多額の金を払わせたとして１２年４月、名古屋地裁から約６１０万円の支払いを命じる判決を受けた。判決は「反社会的で違法な行為」と指摘した。

「最強魔よけ」をうたった黒水晶ブレスレットなどの販売もしている。

　下村氏は１２年１２月～１５年１０月に文科相を務め、道徳の教科化などなどを進めた。文科相は宗教法人の認証も所管している。

「反社会的な行為をするような個人や団体から寄付を受けてならない。下村氏は道徳教育の必要性を強調しており、なおさらだ。
返還することで最低限の政治的、道義的な責任を果たすべきだ」と指摘している。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/23(金) 20:36:28.97

統合失調症（とうごうしっちょうしょう）またはスキゾフレニア（独: Schizophrenie、仏: Schizophrénie、英: Schizophrenia、SZ）とは、思考、知覚、感情、言語、自己の感覚、および行動における他者との歪みによって特徴付けられる症状を持つ精神障害の一つ[1]。
幻聴や異常行動などを伴うが[1][2]、ほとんどが生活上のストレスが原因である[要出典]。
日本では2002年（平成14年）まで、精神分裂病（せいしんぶんれつびょう）と呼ばれていた

この異常行動ってどんなことするのかなあ

有病者数は世界で2,100万人（男性1,200万人、女性900万人）ほどで、患者は一般人口より死亡率が2.0 - 2.5倍ほど高い[1][5]。成人の年間有病率は0.1 - 7.5%、生涯有病率は0.1 - 1.8%と世界保健機関は報告している[6]。

わあお！分裂病は他と比べ死亡率が2.5倍だって
自殺かな？自殺かな？
親が可哀想やなw
テラ親不孝やん
自分の子供は他と比べ2.5倍死にやすい
わろたーw

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 01:17:35.07

数年単位で荒らしを続けている人はもれなく不幸な結末を迎える
やめられるうちに、やめておけばいいのに

**ムー大陸** ◆POG0Nh1MOnGz · 2018/11/24(土) 08:24:46.13

それほんと？どゆこと？（わくわく）

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 09:51:14.29

ムー大陸は荒らしの側だからすぐ反応するな

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 11:09:09.26

けど表現って誰かを傷つけるもんだからね

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 11:53:35.48

> 在日の親は、子供を朝鮮幼稚園・朝鮮学校に入れたいっていうのが多いのよ。
> 日本人からすると、なんでだろうって思うけど、日本人の学校では、民族の誇りを持った教育がしてもらえないんだそうだ。
> よく分からないけど、済州島の流刑者の白丁が大阪に密入国して住み着いたじゃ誇りが持てないけど、
> 日本人に強制連行された被害者なら誇りが持てる、とかそういう事かな？？
>
> 市原市の能満は昔から市街化調整区域で、新規の建物は造れないことになっている。
> そのため土地が安く、日本の法律を無視した在日が、次々と移り住んできた。
> そこで問題になったのが、朝鮮学校だ。なかなか許可が下りず、一番近くても千葉市にしかない。
> そこで在日居住区の能満内にあった、能満幼稚園・市原小・市原中・緑高の保育士や教師を、朝鮮化する事を考えた。
> 今では在日幼稚園の保育士は全て朝鮮帰化人で、在日の父兄からの絶大な支持を受けている。
> 遠くからでも、わざわざ在日幼稚園に入園させたいという在日の親は、後を絶たない。
> この在日幼稚園卒園者はほぼ朝鮮系の帰化人と在日だ。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 12:56:58.39

>>801
それから、君はおそらく小説家志望なんだよね。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 13:30:57.23

草の上の朝食も半分くらいまで読んだけど、とても読みやすいのは確かですね。読者に負担を感じさせない小説だ。また解説者がプラトンの饗宴を持ち出しているけどどうして権威づけをしようとするのか理解に苦しむ。そんな権威づけなんか必要ないと思うな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 16:39:25.89

石川忠司というひとの解説、よくわからないなぁ。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 17:02:33.31

プレーンソングは一応、あれで終わりは納得できるけど、草の上の朝食の終わりはあんまりじゃないかな？

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 17:08:25.74

100人いたら
1人しか
精神分裂して壊れることはないわけよ
それをよく君たちはまるで簡単なことのように分裂したねー
分裂するコツとかあるわけ？
君たちのファースト分裂は何歳の時どんなきっかけですか？
初分裂はどんな感じだった？
初分裂何歳の時？
どーいうきっかけでいつから分裂したの？

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 19:28:18.50

>>825
『草の上の朝食』に関して仰ることはよく分かります。僕も、これで終わり？と思ったので。でもまあ、そういう終わり方も、小説における物語性の不必要性を象徴している、とすれば、ベストだった、少なくとも悪手ではなかった、と考えられるんじゃないか、と

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 19:29:14.27

>>824
石川忠司に関しては無視しておいて構わないと思います。あんまり立派な人でもないみたいだし

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 19:30:17.50

>>823
石川忠司に関しては無視しましょう。

学術 · 2018/11/24(土) 19:46:10.94

分裂は聖書に出典があっていさかいが起こるという意味で精神が分裂する
ということではないはずだ。事象をとらえるとね。

学術 · 2018/11/24(土) 20:05:37.66

https://www.youtube.com/watch?v=t-MSkziwTV4
https://www.youtube.com/watch?v=WAta8CIF_4Y

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 20:42:07.76

>>829
小説はそうじゃないのに解説で考えることを強要されても困るよね。別にこの解説は必要じゃなかった。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 21:36:22.64

>>828
プレーンソングでは「みんなで海に行く」が一応大団円みたいになっているから納得するんだが、草の上の朝食のあれでは連載打切りと区別がつかないと思うな。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 21:38:46.04

ううん。これは連載じゃないのかな。僕が編集者だったら文句を付けるところですね。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 21:42:19.09

しかし、これで野間文芸新人賞を取っているんだねぇ。

**ムー大陸** ◆POG0Nh1MOnGz · 2018/11/24(土) 22:06:13.44

「お前それは違うだろう」と言いたいなら、理をつくさねばならない。
それが一番難しい。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 22:45:12.78

>>832
多分、小説自体が論じにくいものだから、アカデミックな引用をしないと解説にならないからやったのかな、と思います

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 23:14:07.43

>>830
コリント人への第一の手紙に出典がある
ラテン語ではシスマで、コリントでキリスト教徒同士で内紛を起こしていたことをschismaと言っていて英訳はdevision、内部分裂のこと
大シスマというと東西教会の分裂と教皇のアヴィニョン捕囚時代を指す

統合失調症はスキゾ・フレニア
このシスマ（分裂）にフレニア（横隔膜の上・心・精神）で精神分裂病という造語
同じ信仰を持つ分かれちゃいけないものが分裂すること、語源はセクト（sect/section）と同じで切り分ける
ただのいさかいのことではないよ

**吾輩は名無しである** · 2018/11/24(土) 23:14:59.33

>>830
コリント人への第一の手紙に出典がある
ラテン語ではシスマで、コリントでキリスト教徒同士で内紛を起こしていたことをschismaと言っていて英訳はdevision、内部分裂のこと
大シスマというと東西教会の分裂と教皇のアヴィニョン捕囚時代を指す

統合失調症はスキゾ・フレニア
このシスマ（分裂）にフレニア（横隔膜の上・心・精神）で精神分裂病という造語
同じ信仰を持つ分かれちゃいけないものが分裂すること、語源はセクト（sect/section）と同じで切り分ける
ただのいさかいのことではないよ

**吾輩は名無しである** · 2018/11/25(日) 02:01:13.95

>>836
自分が思うもの、望むもの、あるいはもっと他の良いやり方があるのであれば、それを言えば良くて、主張するための理由に否定はいらないと僕は思うので、あなたの思うことを率直に言えば良いのではないでしょうか。

**吾輩は名無しである** · 2018/11/25(日) 02:03:30.27

それこそ保坂は「筋道を示すこと」を目的に小説を書いてると自分で言っていたので、保坂が書くものに異議があるとするなら、それはむしろ正しい発想だと僕は思います。ちなみにこれまでの僕は保坂のファンであるかのようなことばっかり言ってますが、

**吾輩は名無しである** · 2018/11/25(日) 02:06:00.15

無論、保坂の書くものに対して常に懐疑的であるように努めていますし、それはあらゆる小説的なもの、物語性を含んでいるものに対しても同様ですので、単なるな保坂シンパとは違う、と思ってくれれば僕としても都合が良いので

**吾輩は名無しである** · 2018/11/25(日) 02:08:11.73

僕の言っていることを好意的に解釈してくれれば、僕としても意見を発表した甲斐があるというものです。