>>979
そろそろ終わりにするから、最後に一つだけ書いておく。

江戸時代の日本人は、ほとんどが天皇のことなどに関心がなく、権力者に対して身分の上下はあっても、同じ人間として受け止めていた。
そうした日本人に天皇を崇拝させるためには、天皇の絶対不可侵(非人間化)というわけのわからない感性を植え付ける必要があった。
感性の異常さは、大衆には自分たちとは違うという隔絶性を植え付け、支配階級にはその特権性の心のよりどころとさせたともいえる。