「18世紀フランス文学って詩も小説も収穫乏しくない?」という問いは
例えば19世紀と比べるなら「そりゃそうでしょ」ということになるが、
17世紀と比べるなら「そうでもない」となる。基本的には出版点数が
増えれば「収穫」も増えるというだけのこと。もっとも、例えば
小林の>>13のような言い方(『モオツァルト』)を、詩や小説に
偏しない目で見るならばものの見え方もちがってくるかもという意味に
解して、その伝でゆけば「18世紀フランス文学」も捨てたもんじゃないとか、
バルザックよりヴォルテールのほうが偉い、スタンダールよりルソーの方が
偉い、などと答えることは可能。じゃあね。