一巻しか出てない作品があったとして、
「単巻でやりたい作家に単巻完結作品を出させてくれた」
ってケースなのか
「シリーズものの第一巻のつもりで世に出したが一巻の売上が出た時点で打ち切る判断を下された」
ってケースなのかはわからんからな
実際にはひとつのレーベル内に両方のケースが混在してるだろうし
もっと言うと「単巻のつもりで出したが評判が良かったのでシリーズ化した」ってケースや
「シリーズ化のつもりで出したし続刊していいと言われたけど、思ったほどの反応がなかったので続きを書くのを作者判断でやめた」ってケースもあるかもしれん
>>900
単純に売上だけ見ればそういう側面もあるが、実務上は単巻であろうがシリーズであろうが「第一巻」を立ち上げる時に必要とされるマンパワーは
二巻以降と比べてはるかに多く必要なので、単巻は効率が良くないのよ
重版のかからない作品の場合、一作を送り出すコストの内訳のうち、大手出版社社員の人件費というのがかなりの比重を占める
ただし重版がかかることでようやくそのイニシャルコストが浮くので効率がよくなる