歴史・時代小説ファン集まれ その 10 [無断転載禁止]©2ch.net
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歴史・時代小説ファン集まれ その 9 [転載禁止]©2ch.net
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/books/1447559206/ 普段エンタメ系の小説しか読んでいないんですが、最近戦国時代の話に興味を持ちました
なにか戦国時代の小説でエンタメとして面白いものってないですが? >>255
3両2人扶持なんてのもあるぞ
最下層の御家人 >>256
朝日時代小説大賞受賞作から探すといい
最近は戦国ものだけではなくライノベかよっていう忍術ものや火を操るオカルトチックなものまである
俺はそういうのは読まないがな >>145
『梅安針供養』は標的の奥方が記号のような扱いで、
また悪女っぽくないので、話に感情移入できなかった。
池波は庶民女性の描写は外見も内面も上手だが、
貴婦人は苦手か興味ないっぽい。
柴田錬三郎との違いだな。 町与力と内与力で違うからなあ
町与力は御家人、内与力は奉行の陪臣 本格的な時代小説ないのかな
読み応えのある文章と内容でさ
時間とお金をかけるに値する作品
探してるんだけどないんだよね スレ違いかもしれないけど、太平洋戦争ものの小説でオススメありますか?
やはり、山岡荘八のシリーズものになるんでしょうか?
できれば、文庫本3冊くらいのボリュームのものが良いのですが 浅田次郎の「終わらざらる夏」は文庫3冊でちょうどいいと思う。 宮部みゆきのぼんくら読みはじめた
最初は軽いな〜女の世間話のような文章だな〜と辟易しだしたところ
少しずつはまっていきそうな感じ
簡単な単語で日常会話形式のすらすら読める文章は
お経と同じ効果があるのだろう
村上春樹ともども長い作品であるにも関わらず売れているのは
中毒性によるものだと思う 宮部みゆきは現代ものは好きだが時代物はなんかムリムリ感あってダメだった >>267
だね
面白そうになってきたんだけど、ずっと同じ調子で世間話しているないようが続く
さすがに苦痛なので読むのやめた
上下巻買うんじゃなかったわ 眠狂四郎シリーズ、最初は面白く読んでたんだが、
先日『独歩行』読んでたら急に冷めちまった
例によっての大風呂敷に、楽しく乗れない
敵の組織愚かすぎ、謎がショボいって感じて
バカバカしさが先に立ってしまう
伝記小説、娯楽時代物に言うのは野暮なんだろうけど、
実在の人物たちの扱いも「ハァ?」、だし
(例:信玄の六女松姫が恩人の男に身を任せて子をなす、ってのもアレだが、
しかもその子孫の女が1話限りの愚かな悪役でしかなく、つまらん)
まあ俺個人の好みからはズレてしまったってことなんだ
どっかに吐き出したかっただけだからファンの人、気にしないでくれ ぼんくらは連載ものだったのかな
章ごと登場人物のプチ説明あるもんな
やっぱ書き下ろしだね小説は 宮部みゆきは時代ホラーが秀逸
かまいたち収録の騒ぐ刀が凄い怖かった 宮部みゆきは簡素な言葉で過不足なく適切に表現するのが非常にうまい
過不足なく、ってことをクリアしてる作家は本当少ないんだよね 「参議暗殺」翔田寛を読んだ。
広沢真臣暗殺の真相を探る小説と思ったら、オカルトチックな伝奇小説だった。
そう思って読むならいいかも。 木枯し紋次郎と帰ってきた紋次郎
あと2冊でコンプリート >>275
説明過多じゃね?
だから長くなる
上下巻ものにするため意図的にやってると思ってたけどね >>280
そういうのはたいてい新聞連載
時代ものを読まない人たちむけの説明が多くなる
その場面で誰がどんな行動をしているか、って描写が過不足なく適切なんだよね >>281
それって日常会話じゃね?
文学ではないよな >>280
あれで説明過多なんて言ってたら普通の時代小説なんか読めないよ
なんの説明もなく一冊30分で終わる風野でも読んでろって話 高橋直樹好きな人いるかな?
「戦国繚乱」「悪鬼頼朝」「鎌倉擾乱」
を読んだが骨太の作風で読み応え十分な作家さんだと思う。 伊東潤が面白い。
「西郷の首」と「男たちの船出」でハマった。
でも、どこが面白いのか聞かれると、答えられないんだよな。
葉室麟と安部龍太郎はつまらないけど、伊東潤は面白い。
なぜだか誰か説明して。 池波正太郎と司馬遼太郎は面白いけど、葉室麟と安部龍太郎はつまらない。
この説明でもいいけど、教えて。 >>286
言葉の使い方もあるんじゃないかな?
葉室麟って自分が気に入ったフレーズをしつこく使うよね >>285
伊東潤はAmazonの低評価にTwitterで反撃してるの見て萎えた あと、朝井まかてが好き。
わかりやすさと、繊細な人物の心理描写に共感が持てるから。
女性作家らしくガーデニングの記述が多いけど、そこら辺は全く興味が無い。 あと、朝井まかての小説で知ったんだけど、森鴎外の子孫たちが面白いな。
子供:於菟(オト) 茉莉(マリ) 杏奴(アンヌ) 類(ルイ)
孫:真章(マクス) 富(トム) 礼於(レオ) 樊須(ハンス) 常治(ジョージ) 爵(ジャク) >>289
読みやすい作家さんで、特に「すかたん」が面白かったな。
難波の野菜が本当に美味そうだったw >>291
「すかたん」は確かに面白かった!
「ぬけまいる」は主人公と同世代の女性向けっていう感じかな。 谷津矢車、しょったれ半蔵面白かった
忍びを辞め、武士として生きると誓った2代目服部半蔵に
降りかかる数々の危機、ラストは強引などんでん返しが
あるが、面白さ合格 >>293
谷津矢車ラノベっぽくなかった?
文体はそこまで崩れてないけど
行動様式がやれやれ系っぽくてあまり話にのめり込めなかった >>294表紙はライトノベルっぽいけど
文体はひどくはなかった 吉川英治読むと心が安らぐ
ただ面白いだけの作品じゃないわ 藤沢周平の「市塵」でローマ人の宣教師がキリスト教のことを説明したとき
の新井白石の感想がどこかの歴史小説とそっくりだったんだけど……
もしかしたら市塵を過去に読んだことがあるのに自分が忘れていただけかもしれんが 藤沢周平の武家ものでよく80石とか50石程度の収入の武士が出てくるけど、
50石の知行取とかあり得なくない?
切米取なら80俵2人扶持とか、そういう表記になると思うんだが >>299
俺も前に調べた事がうろ覚えになってるけど、たしかに石高での知行取りは
100石までだった様な…
それ以下は○○俵の俵取り扱いじゃないかな
たしかに旗本でも100石に満たない家は300家以上もあった様だけど、
そういうのは俵取りになるんだった気がする
なもんで「50石の知行取り」って標記もおかしいし、その武士って御家人? 徳川直臣の御家人に50石の知行取りはあり得ないと思うけど、
藩によっては50石の知行取りもあり得たのかな? 家禄について詳しいことは知らないのだが、
福沢諭吉さんが書いた「旧藩情」という小文に、中津藩について次のような記述がある。
(リンクは青空文庫https://www.aozora.gr.jp/cards/000296/files/45664_24680.html)
第三、上等士族の内にも家禄にはもとより大なる差ありて、
大臣たいしんは千石、二千石、なおこれより以上なる者もあり。
上等の最下さいか、小姓組、医師のごときは、十人扶持じゅうにんぶちより少なき者もあれども、
これを概がいするに百石二百石或は二百五十石と唱となえて、
正味しょうみ二十二、三石より四十石乃至ないし五、六十石の者最も多し。
藩にて要路に立つ役人は、多くはこの百石(名目のみ)以上の家に限るを例とす。
藩にて正味二、三十石以上の米あれば、尋常じんじょうの家族にて衣食に差支さしつかえあることなく、
子弟にも相当の教育を施ほどこすべし。
これに反して下等士族は十五石三人扶持さんにんぶち、十三石二人扶持ににんぶち、
或は十石一人扶持いちにんぶちもあり、なお下くだって金給の者もあり。
中以上のところにて正味七、八石乃至ないし十餘石に上のぼらず。
こんなところで、比較的規模の小さい藩の事情も少しは把握できるのではないだろうか(´・ω・`) 伊東潤が新聞連載してるけど、茶人とか全く興味が無いな。
好きでも嫌いでも無かったんだけど、葉室麟の小説を読んでから嫌いになった。
なんでもないことをいちいち気どってるというか、すごく鬱陶しい話ばかり。 茶人は自己満足の芸術家(気取り)的な面があるからね
うまく人物描写をしないと(うまく書いても?)
鼻もちならなかったり、高慢に思える 「超高速!参勤交代」土橋章宏
を読んだんだが、話は面白いにしても色々と目に付く粗が。
○参勤交代で帰国した藩主に、5日以内に再び上京の命令
○兄弟がそれぞれ祐筆と馬廻りに所属
○一関藩の農民親子が江戸までやってきて老中に年貢減免の直訴
なんか色々とおかしいと思った。
そういうのを気にしちゃいけない作品なんだろうけど。 >>307
土橋氏のは時代小説と捉えちゃいけないんだな。
幕末マラソン侍読んだときもなんだかなぁと思った。
出来れば現代を舞台にしてくれれば文句も出ないんだが。 超高速はドラマの水戸黄門みたいな勧善懲悪のエンタメものだし
悪役をはっきりさせるための無理は仕方ないかと 5月25日、第1巻・第2巻同時発売の北方謙三のチンギス紀、連載で読んでるけど面白いです。 大身旗本家や大名家で、悪辣な奥方様か母公様を
襲撃する時代小説って、どういうのがありますか? 入院中の父に買っていこうと思って開いたんですが
燃えよ剣
黒龍の柩 (上)
光圀伝)
買っときゃ大丈夫ですかね
ちなみ鬼平犯科帳が好きみたいです
で竜馬好きです >>316
藤沢周平の「よろずや平四郎活人剣(上・下)」お勧め >>346
入院中ならくすっと笑って読める
本所おけら長屋なんかでもいいと思う
笑いは病を治すらしい
この前、風の市兵衛の連続ドラマをみたがイメージと違う 本所おけら長屋は面白いよね
自分も本所おけら長屋は大好きで、全10巻何度も読み返してる
古典落語が好きな人にはたまらないんじゃないかな
硬派な武家ものが好きな人にはお勧めしないけど ここにいるやつらにおススメのやつ貼っとくわww
https://goo.gl/3UzpHG >>317
藤沢周平は好きと言っていたので良いですね
>>318
笑えるジャンルもよさそうです
ありがとうございます >>318
笑うのが辛い類いの入院だったらどうするつもりじゃい 山南 敬助って「やまなみけいすけ」ではなく「さんなんけいすけ」と読む説もあるんだな。
門井慶喜の「新選組颯爽録」を読んで初めて知った。 >>316
西條奈加の「善人長屋」シリーズもお薦め
泣けて笑えてサスペンスもあって読後感が心地いい。
後は早見俊の「道具侍」シリーズとか。
普段は大人しい小役人(実は凄腕隠密)が嫁や母親になじられつつ
秘密兵器作りの名人の下男と組んで任務遂行に当たるチャンバラスパイモノ。
重厚さはないけど良い意味で暇つぶしになると思う タイトル忘れたけど天保の改革をテーマにしたやつは結構面白かった 今から、飯嶋和一の「星夜航行」読むけど
1000ページあるからいつ読み終わるんだか… 山本一力の「まいない節」だが読みにくかった。
主人公らしいのが次々と入れ替わって誰が主人公なのか
つかみにくいのがこの人に時々見られる特徴だけど、
今作品は特に酷かった。 https://bookmeter.com/books/5671882
散華ノ刻-居眠り磐音江戸双紙(41) (双葉文庫) 文庫 – 2012/12/19
p65
磐根が知るお代の方は、実高のかたわらで慎まやかな暮らしぶりに
満足しておられる奥方であった。
だが、上段の間から見下ろすお代の方の髪には、吉原の花魁と見紛うほどの
櫛笄の飾りものがこれでもかこれでもかと飾り立てられ、真っ赤な紅が唇に
刷かれていた。そして、きらびやかな打掛が派手な小袖の上に羽織られていた。
なにより顔が磐根の知るお代の方ではなかった。歳月を重ねて顔に卑しさが漂っていた。
悪女化した大名家の奥方は、こんな外見でも不自然な描写ではない? おけら長屋の11巻楽しみにしてたのにまだ書店に並んでない 地元は正規発売日から2日遅れる地域だけれど
水害のせいで鉄道や道路がまだ完全に整備されていないからと
11月頃まで、4〜5日遅れる書籍がありますって
雑誌と新刊コーナーとレジ横に掲示がされてた おけら長屋ってなんで字も大きいし行間も広いしページも少ないのに620円もするの? 司馬遼太郎の王城の守護者(講談社文庫)と馬上少年を過ぐ(新潮社文庫)をブックオフ
で買ったんだけど河合継之助が主人公の短編がどっちにもはいっていてかなり鬱になった。 荒崎一海の宗元寺隼人密命帖三巻を続けて読んだ。
描写とストーリーは巧みで面白いが、細かい江戸時代の説明が間な長々と入るのと、なまあつ 山岡荘八の徳川家康ブックオフで1冊108円で
全26巻一気買い出来たわ
9月中はずっと楽しめそうで良かった良かった >>339
風野真知雄よりは数倍マシでは?
600円以上するのに280P前後しかなくページ上部に少し文字があるだけで
ほぼ真っ白な紙が続く
文字も大きく少ないし行間も広い。 >>349
同じ作品が両方に入ってて、損した気分なんだろう。 飯嶋和一が新刊出してたうれしー!
けどいつにも増して分厚いし難解そうだ >>350
「英雄児」がどちらにも入ってるね。
でも違う出版社の短編集で作品が被るなんて珍しくないんだから
そんなことでいちいち鬱になってちゃ本なんか読めないよ。 それもブックオフで買っているわけだし。
でも、出版社は短編集の収録をWebに出そうよ。
目次のデータ位あるのだから、そんなに難しいことではないと思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています